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フランス軍の次期制式採用小銃トライアルに提出されたクロアチアHSプロダクト製「VHS-F2 ONCILLE」

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フランス軍の次期制式採用小銃トライアルに提出されたクロアチアHSプロダクト製「VHS-F2 ONCILLE」
Photo from Sunrock
クロアチア軍では90年代より旧ユーゴスラビア製のZastava M70やカラシニコフ系の小銃を使用していた。しかし、それらの老朽化にともない新小銃の開発が進められ、2000年代に入ると、HSプロダクト社はクロアチア軍の支援のもと、ブルパップ型のVHS(多機能アサルトライフル)を開発した。

参考映像:hs produkt vhs 2
口径はクロアチアのNATO加盟に合わせ、5.56×45㎜となり、幾度となく改良を加えられクロアチア軍の制式採用小銃となった。標準バージョンはVHS-D1、ショートバージョンはVHS-K1と呼ばれる。2015年には、更に改良されたVHS-2がクロアチア軍に納入された。
フランス軍の次期制式採用小銃トライアルに提出されたクロアチアHSプロダクト製「VHS-F2 ONCILLE」
Photo from HS-Produkt
フランス軍の次期制式採用小銃トライアルに提出されたクロアチアHSプロダクト製「VHS-F2 ONCILLE」
Photo from Sunrock

フランス軍の次期制式採用小銃トライアルに提出されたクロアチアHSプロダクト製「VHS-F2 ONCILLE」
Photo from Sunrock
VHSはフランス軍のFAMASに形状が似ているためか、HSプロダクト社のフランス国内の輸入代理社であるサンロック社により、フランス軍向けの「VHS-F2 ONCILLE」として、フランス軍次期制式採用小銃のトライアルに提出された。結果として、HK416Fが採用されたものの、VHS-F2は上位5位に入った。また、唯一のブルパップ型の候補銃だった。

関連記事:
フランス軍小銃コンペにクロアチア製アサルトライフル「VHS-2」が参入

フランス軍の次期制式採用小銃トライアルに提出されたクロアチアHSプロダクト製「VHS-F2 ONCILLE」
Screenshot from RETEX MAG
VHS-F2はブルパップ型のため全長は短いが銃身は長く保たれており、狭い空間でも扱いやすく、中距離射撃でも命中精度が高い。
有効射程は300mで、単射と連射ができる。グリップはつかみやすい角度に設計されており、トリガーガードの形状は防寒グローブをしていても指を入れやすくなっている。

右利き左利き両方に対応できるアンビ仕様となっており、コッキングレバーはキャリングハンドルの下にあり、エジェクションポートはボルトの部品等を操作することで排莢方向を決めることができる。さらに、カートリッジは斜め前方に排莢されるようになっているため、銃のトランジションをしても安全な方向に排莢される。もちろん、セレクターも左右に付いている。

フランス軍の次期制式採用小銃トライアルに提出されたクロアチアHSプロダクト製「VHS-F2 ONCILLE」
Screenshot from RETEX MAG
キャリングハンドル上部はレールとなっており、レールの前後には折り畳み式のアイアンサイトが設置されている。サイト調整については、フォアサイトは1クリックすれば着弾点を100m先で1.5m上下に移動させられ、リアサイトの場合は1.3m左右に移動させられる。

ストックは6段階に長さ調節ができ、チークピースもあるため、射手の体型やボディアーマーの形状などに合わせて調整できる。ストックを縮めた全長は78㎝、伸ばした全長は84.8㎝である。銃身の長さは48㎝。重量はマガジンなしで3.9㎏

VHS-F2はSTANAGマガジンが標準装備だが、マグウェルを交換することで半透明のプラスチックマガジンも使用できる。

フランス軍の次期制式採用小銃トライアルに提出されたクロアチアHSプロダクト製「VHS-F2 ONCILLE」
Photo from HS-Produkt
銃身はNATO標準の通常弾、曳光弾、空砲弾が撃てるような造りとなっており、VHS-F2の銃身・フラッシュハイダーは仏軍が多用するライフルグレネードに対応している。また、バヨネットを取り付けられる設計にもなっており、イタリアのエクストレマ・ラティオ社のバヨネットがラインナップされている。ただし、バヨネットとグレネードランチャー(VHS-BG)を同時に取り付けることはできない。

HSプロダクトのホームページはこちら:http://www.hs-produkt.hr

なお、海外トイガンメーカーからVHS-2のガスブローバックモデルがリリースされる「噂」もあったが、現在までにその進捗を耳にしなくなったことからも、立ち消えとなってしまっているようだ。

Text: ムッシュ・コナギ - FM201711

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