シリアのダーイシュ討伐作戦に「日本人」義勇兵が参加か?YPGが『ラシード・ジャポンヤ』として紹介

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連合軍の攻勢により、イラク、シリアで猛威を振るっていたダーイシュ(Daesh, IS, Islamic State, ISIS, ISIL)が劣勢に追い込まれている。イラクにおいては、現在までにその支配地域が僅か4平方キロメートル(=東京ドーム約86個分)ほどしかなく、その中に500名程度の戦力しか残っていないようだ。また、ダーイシュが「首都」と称しているシリア北部のラッカについても、その戦力は2,500名が残るのみと推計されている。いずれも一気に攻め落としたいところだが、多くの民間人が「人間の盾」となっていることや、街のインフラなど奪還後の復興を目指すに当たって、如何に損傷を少なくするかが目下の課題となっているようだ。
「ダーイシュ討伐」の旗の下、世界中からイラク、シリア周辺に義勇兵が集まったが、その中に「日本人戦闘員」が存在するとして話題となっている。

シリアのダーイシュ討伐作戦に「日本人」義勇兵が参加か?YPGが『ラシード・ジャポンヤ』として紹介
そのソースとなったのがこちらの映像。シリアのクルド人民防衛隊(YPG: Yekîneyên Parastina Gel)は4月22日、「Resit Japanya(レシット・ジャパンヤ)or Reşîd JAPONYA(ラシード・ジャポンヤ)」と名乗る「日本人(または日系人)」とみられる青年の映像を公開している。左肩にはYPGのフラッグパッチを貼り付けており、英語でインタビューに答えている。

映像は、すぐにクルド情勢を伝えるTwitterアカウントでも紹介されたが、その米国訛りの流暢な英語の話し方から、「彼は日本人ではない」「確かに見た目は日本人にみえるが、国籍は別だろう」「日本に起源を持つ米国人じゃないのか」といった英語圏のコメントが散見される。

青年は映像の中で、「YPGに入って3ヶ月ほどになる」「YPGは、民間人の犠牲者無しで地域の安全を確保する為に最善を尽くしている」「タブカの作戦に参加している」「我々YPGはタブカ地区を包囲するのに努めている」と語っている。

【動画】YPG戦闘員ラシード・ジャポンヤ(2017/04/22)
また、YPG広報チャンネルでの公開と同時に、アジアプレスの坂本卓氏がこの映像を紹介しており、自身のブログでその内容を詳しく解説している。それによると、「YPGが日本人として戦闘員を紹介したのはこれが初めて」「別の広報映像でもこの青年が今年3月下旬に登場していた」「青年が参加しているタブカ作戦は、ラッカ西部のタブカ・ダム近郊のエリアでおこなわれているものと推測される」「今回の映像内にチラ映りした別のアジア系戦闘員は中国系英国籍の戦闘員」とのこと。

【YPG動画・日本語訳】シリア・クルド組織YPGに日本人(または日系)戦闘員が参加か? / アジアプレス 坂本卓

ダーイシュ討伐の為に空爆を実施したロシア国防省は16日、最高指導者のアブバクル・バグダディ容疑者が死亡した可能性があると発表。一方の米主導による有志連合は即日に同容疑者の死亡は「確認できない」と反論している。

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