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カラシニコフ・コンツェルン、米法執行機関向け市場への進出に意欲

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カラシニコフ・コンツェルン、米法執行機関向け市場への進出に意欲
Photo from Kalashnikov Instagram Page
「東側」銃火器メーカーの代表格、カラシニコフ・コンツェルンが、アメリカの法執行機関向けにセールスを強化しようとしている。先日、テキサスの警察向けに行われたデモショーにて、他のメーカーに混ざってカラシニコフも製品を展示した。
カラシニコフ製9mm口径の短機関銃を射撃するテキサスの警察関係者

カラシニコフが売り込みを狙っているのは短機関銃1機種と散弾銃2機種。「KR-9 SBR」は9.25インチの銃身を持つ、9mm口径の短機関銃。Vityazをベースとしており、AK-74と一部の内部部品の互換性がある。
カラシニコフ・コンツェルン、米法執行機関向け市場への進出に意欲
Photo from Kalashinikov

カラシニコフ公式のKR-9実射動画。ポリマー弾倉と相まって軽量な本体ではあるが、拳銃弾を使用するということもあり、コントローラブルな射撃が可能である。
KR-9 SBR RANGE DAY RUN - YouTube

散弾銃は短銃身の「Komrad」と長銃身の「KS-12」。いずれも競技では既に定評のある「サイガ」をベースにしている。

「Komrad」はフォアグリップとピストルブレースを装備したショートモデル。
カラシニコフ・コンツェルン、米法執行機関向け市場への進出に意欲
Photo from Kalashnikov

「KS-12」は固定銃身のロングバレルモデルになる。ドラムマガジンなど、サイガのアクセサリのほとんどを使用することができるという。
カラシニコフ・コンツェルン、米法執行機関向け市場への進出に意欲
Photo from Kalashnikov

カラシニコフの前身、イズマッシュの時代から輸出の拡大は同社の課題であった。しかしカラシニコフの銃器は、基本設計の古さ、特に左右両利き対応ではない操作系など西側ではアピールしない部分は多い。そもそも多くのアメリカの法執行機関は、入手性・整備性などの理由で軍から払い下げられたM4カービンや、AR-15クローンをパトロール・カービンとして使用しており、まったく違ったフォーマットの銃器がどこまで食い込めるかは未知数だ。

しかしアメリカ最北端、アラスカ州ノーススロープ郡警察など、ごく一部ではカラシニコフ・フォーマットの銃器を使用しているケースがある。寒冷な気候に適しているためと言われているが、こうした特殊なニーズに対応できれば一定の支持を得られる市場もあるだろう。

Source: Kalashnikov has its sights set on the US law enforcement market

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201907
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。


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