カラシニコフ社が1948年に製造されたAK-47のプロトタイプを紹介
ロシア銃器メーカーのカラシニコフ(Kalashnikov Concern)社が「1948年に製造されたAK-47のプロトタイプ」と題した映像を投稿した。
I型後期になると、各種オプションが装着可能なマズルブレーキや、III型まで共通のバヨネットラグがフロント周りに追加される。
映像中で紹介されている「AK47(AKS47)」は、いわゆる「I型」でも、ごく初期のプロトタイプと呼ばれるもの。特徴的なプレス成形レシーバーはI型と共通ながらも、マズルスクリューやバヨネットラグが無く、フロントサイト一体型の小型マズルブレーキを備えている。
Photo from Kalashnikov Concern
I型後期になると、各種オプションが装着可能なマズルブレーキや、III型まで共通のバヨネットラグがフロント周りに追加される。
AK47として一般的な「III型」と比較すると、前述のプレスレシーバーと角度の付いたグリップ、スリングスイベルの位置など多肢に渡る違いがあるが、基本的な作動方式や操作方法は同じとなる。
また映像では、III型のマガジンが装着されているが、初期のAK47の場合は後年に「Slabside Magazine」と呼ばれる側面がフラットなものが使用されていた。鋼板が厚くマガジン自体の重量があるため、II型、III型ではリブ付の軽量スチールマガジンに変更されている。
東京マルイから次世代電動ガンとしてリメイクされるものはIII型に相当し、AK47では最も多く生産されたタイプとなる。海外製AK電動ガンはAKM以降のタイプが多いため、クラシックな「AK47」ファンにとっては、同社の製品更新は嬉しい発表として受け止められるだろう。
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