英軍特殊部隊SBSが人知れず敵拠点に近付く水中スクーターをトライアル。日本企業も視察か?

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Photo from Advanced Tactical Airborne Systems and Services(ATASS)
英国の海兵隊特殊部隊である「特殊舟艇部隊(SBS: Special Boat Service)」が、人知れず水中を移動し、敵拠点へ侵入するための特殊ヴィークルを密かにトライアルに投じているようだ。国内タブロイド紙であるデイリースターが独占記事として伝えている。

Photo from ROTINOR
「ブラック・シャドウ(Black Shadow)」と呼ばれるこの水中ヴィークルは、ジェットスキーのような外観となっている。とても軽量な設計で、精鋭隊員の体に縛り付けて、戦域から数マイル(1マイル=約1.6キロメートル)離れた降下ポイントにおいて、輸送機からパラシュート降下し、水中を人知れず移動して戦域に忍び込むような運用方法が想定されている。


Photo from ROTINOR


Photo from ROTINOR
本体はバッテリー駆動となっており、水を押し出すことで移動する。デイリースターによると、最高速度は6ノット(=約時速11キロメートル)と言われており、水深25メートルを最大3時間駆動するようだ。

デイリースターのスクープに添えられた写真(本稿1枚目)を調べてみると、ドイツ・ハルベルクモースで空挺装備を手掛けているATASS(Advanced Tactical Airborne Systems and Services)社が、同社のトライデント・ハーネス(Trident Harness)を紹介するページに掲載しているものと同一であることが分かった。

そして、この水中ヴィークルはドイツ南西部、シュトゥットガルトに本社を置き、2004年に創設された「ROTINOR社」の「BLACK SHADOW 730」となることも判明している。なお、このブラックシャドウは、民間向け製品を手掛けている姉妹企業CAYAGO社の「シーボブ(SEABOB)」の軍用版となる。


Photo from ATASS
ATASS社は、3月3日~6日の会期でニュルンベルクにおいて開催されたアウトドア・軍用装備品の展示会「IWA 2017」に出展している。明確な関連性は不明ながらも、水中ヴィークルを抱えたままでパラシュート降下する様子を示したこのマネキンの横には、日本におけるビジネスパートナー企業であるスタッフの面々と記念撮影をおこなったがことが示されている。なお、同社の公式フェイスブックには、この他にも日本企業との良好な関係を示す写真が複数投稿されている。

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