SHOT Show 2018現地レポート~05:復活・復刻の各種モデルまとめ編

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銃器業界の一大イベントであるSHOTShowは、毎回何かしらの「テーマ」というか「流れ」があります。開催本部で決めたものではなく、「何となく各メーカーが注目している」程度のユルい感じなのですが。
数年前は「7.62mmのAR」だったり「KeyMod」だったりしたわけですが、筆者は今回のハヤリは「復刻」だと感じました。
そこで各メーカーのリバイバルモデルや再生産品をまとめてみましたのでどうぞ。
RADOM wz35
ポーランドの名銃、ラドム35が再生産されます。ただしこれは今回復活!というわけではなく、数年前に50丁を生産しており、次のロットとして今回200丁を生産するということです。
時期は2~4月とのことですが、これからアメリカのATFに申請を行うそうで、アメリカマーケットへのセールスも3月以降になるとのこと。
実銃を触った限りは9mm仕様の1911といった感じで握りやすく手になじむシルエット。仕上げも非常にきれいなブルーで全体に漂う硬質感は東欧製銃器に共通する感触です。1911人気が高いアメリカでも話題となるかもしれません。

EXCEL ARMS 44AUTOMAG
ハンドガンまとめでも紹介した44AUTOMAGもやはり大きな話題となっていました。
口径は当時と同じ44AMP、357AMPに加えて新たに45WinMagの3種類。カートリッジは市販されるそうです。バレルは6.5インチと8.5インチの2種類。
ステンレスフィニッシュはポリッシュのギラギラしたもの。
一方、セラコートのマットブラックもラインナップされます。
これでもう「オートマグはシルバーしかない!」とは言えなくなりました。

BROWNELLS RETRO RIFLEs
ガンパーツの取り扱いでは最大手であるBROWNELLSがクラシックARを復刻します。
まずアーマライトのAR10を再現した308シリーズの「BRN-10A/B」。
AR10は1950年台に開発されM16やAR15の始祖となった歴史的なライフルですが、実銃は10000丁ほどの生産数しかなく非常にレアだそうです。

そして5.56mmモデルもラインナップ予定。
上から最初期仕様でフォワードアシストノブやロワーの補強リブがない「BRN-601」
チューリップハイダーの初期型M16を再現した「XBRN16E1」
バードケイジハイダーを備えた一般的なM16A1である「BRN-16A1」
特殊部隊用のショートカービンの「XBRN177E2」。
販売時期や価格などは一部未発表ながら、「全モデル出す」とのことでした。
これはリリースのたびに大きな話題となりそうです。

TROY GAU-5/A/A
昨年TROYがリリースしたベトナム戦争のメモリアルモデル。XM177E2の空軍仕様であるGAU-5を可能な限り再現しています。価格は1199ドル。
また、このモデルが好評だったためか俗にいう「A2カービン」もラインナップ。
上が「SOFD-D M16A2」、下が「M16A2 TRANSITIONAL CARBINE」。
バレル長こそ16インチですがステップドバレルやライトウェイトバレル、細身のハンドガードや4ポジションストックなど、A2カービンならではのパーツが組み込まれています。価格は1299ドルと899ドル。
なおTROYは今後、「MK-12 MOD1」の復刻も予定しているようです。

COLT M16A1 REISSUE
本家コルトもM16A1を復刻。セミオートの民間モデルになりますが三角ハンドガードの新規制作や三叉ハイダーの再現まで行うようです。
展示されたサンプルはコルトディフェンス+コルトのダブル刻印だったのでそのあたりもどうなるか注目です。

Winchester 12GAUGE M19 BRASS NO.00 BUCK SHOT
ウィンチェスターが復刻するWW1・WW2当時の軍用弾シリーズの1つ、12ゲージのバックショットです。
復刻されるのは弾薬だけで銃本体はありませんが雰囲気のあるディスプレイでした。

同じく30-06弾の「30 CALIBER BALL M2」
こちらはIndustryDayの記事でも紹介したM1ガーランド用の弾薬になります。

来年以降になりますが45ACPのミリタリーボールも復刻予定だそうです。

AIM SPORTS M-LOK HANDGUARD
オールドガンを現代のカスタムパーツでリメイクという流れに沿ったM-LOKスロット付きハンドガードです。
FALはDSAなど国内生産品もあり今でも人気の高いライフルだとか。
こちらはH&KのG3/HK91用。ドロップインで手軽にイメチェンができそうです。

以上、復刻・リバイバルといったテーマに沿っていろいろ紹介してみました。
「デザインが停滞すると過去の復刻に走る」というのはクルマ・バイク業界でよくいわれることですが、この業界でも陳腐化とかユーザーの高齢化とかそういった傾向があるのかもしれません。
しかしながら今回紹介したモデルはそれぞれ大きな反響があり、ブースの客足はずっと途絶えていませんでした。やはり「良いものはいつになっても良い!」ということだと思います。

Text & Photo: 乾宗一郎

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