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警察が押収したStg44突撃小銃がアメリカ海軍歴史遺産コマンドに寄付されることに

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Photo by Victoria Bourne/The Virginian-Pilot
警察によって押収された火器は寸断されて廃棄されるか、犯罪研究機関に資料として送られ、いずれにしても人目に触れる可能性がなくなる。しかし今回、ヴァージニア州チェサピーク警察は、証拠品として押収した希少なナチスドイツの小銃をワシントンDCに拠点を置く海軍歴史遺産コマンド(Naval History and Heritage Command)に寄付することを発表した。
この銃、Stg44突撃小銃は2009年4月、ひき逃げ犯の捜索中に容疑者の車の中から押収されたもの。所有者の祖父が大戦中に欧州から故郷に送ったものとみられるが、証拠品として没収され、州の所有となっていた。

Stg44はその名が示すとおり、近代的な「アサルトライフル」の祖と言われる自動小銃。それ以降の小火器、例えばAK-47自動小銃などに大きな影響を与えた。登場が大戦末期でもあり戦況を巻き返すことはできなかったものの、その希少さからコレクター市場では約3万ドル(約330万円)ほどで取引されている。


Photo by Victoria Bourne/The Virginian-Pilot
博物館に寄付することは裁判で州が没収を決めた時から決まっていたが、2009年から10年近く経ってからようやく寄付先が決まった経緯、そしてなぜ海軍歴史遺産コマンドが選定されたかは不明。海軍側は「この銃に影響を受けたあらゆる銃を所有しているが、この銃自体は初めて」と寄付を歓迎するコメントを出している。

Source: Chesapeake Police seized a German assault rifle. Now they want to donate it. | Local Government | pilotonline.com

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201806
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。


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