スイス国防省が「昨年に軍用火器×107挺を紛失」と発表
スイスの「国防・市民保護・スポーツ省(DDPS)」が、昨年にアサルトライフルやピストルなどの軍用火器×107挺の紛失を明かした。
Photo from Schweizer Armee
一方で、それ以前に紛失したものを含め、36挺を発見・回収しているとのことで、その内の3挺についてはフランス(2挺)、ドイツ(1挺)と海外で見付かっている。
国内タブロイド紙「ブリック」は、軍用火器の紛失は「2009年から相対的に増加傾向にある」とした主旨でグラフを図示し、「この10年間でその総数は766挺にも及ぶ」として警鐘を鳴らしている。
なお1969年から2018年までで合計5,347挺の軍用火器を紛失しており、その内の370挺こそ回収しているものの、4,977挺については未だその行方が掴めていないとのこと。こうした杜撰な管理については、重大な過失が認められた場合、最大3年間の禁固刑が言い渡されるという。
Source: Von 107 Waffen fehlt jede Spur
なお1969年から2018年までで合計5,347挺の軍用火器を紛失しており、その内の370挺こそ回収しているものの、4,977挺については未だその行方が掴めていないとのこと。こうした杜撰な管理については、重大な過失が認められた場合、最大3年間の禁固刑が言い渡されるという。
永世中立国のスイスは「国民皆兵」を国是とし、人口840万の中に200万挺以上の銃が存在する、世界でも所持比率の高い国の1つに数えられている。(=人口比で約1/3の銃所持率)銃所持について、EU追従か否か有権者の信を問うスイス。「パリ同時多発テロ」以降、EUは武器規制を強化。スイスはEU非加盟だが、域内の人や物の移動の自由を定めた「シェンゲン協定」加盟国。国内に推定で最大300万挺の銃器があるため、国民の1/3が銃所持者と推計される。https://t.co/YMBy4bOpyz
— ミリブロNews (@militaryblogjp) 2019年1月7日
Source: Von 107 Waffen fehlt jede Spur
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