NEWS

CoD:MW2のガジェットが現実に!? 米軍特殊部隊の次世代レーザー装備『Jetson』計画は心拍音で敵を識別

海外軍事 Comments(0)
CoD:MW2のガジェットが現実に!? 米軍特殊部隊の次世代レーザー装備『Jetson』計画は心拍音で敵を識別
米国の名門、マサチューセッツ工科大学(MIT)のテクノロジー誌、「MIT Technology Review」に、国防総省の研究チームがIRレーザーを使って、ヒトの『心拍生体認証(cardiac biometrics)』を検知する新たな装備の開発を進めていることが掲載された。
人気FPSビデオゲーム、「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2(CoD:MW2)」に登場した次世代先進装備「Heartbeat Sensor」を彷彿させるこのガジェットのコンセプトは、特別プロジェクト名称として『ジェットソン(Jetson)』と名付けられている。国防総省・戦闘テロ技術支援局(Combatting Terrorism Technical Support Office)でこの計画に携わっているスチュワード・レマリー(Steward Remaly)氏によると、「条件さえ整っていれば、200メートルほど離れた場所から95%以上の確率で正確に検知できる」ようだ。

ジェットソンは、レーザー振動計(非接触振動測定)を使用し、心拍による表面の動きを検出。この装置は、風力タービンのような遠くの構造物の振動を測定するといった既存技術を拡張したものになる。

またMITレビューによると、「赤外線は血流に反射される光の量の変化を拾い、そこから脈動を推測できる」「心拍を検出するために皮膚表面の小さな振動を分析し、衣服の層を通しても同様に働く」としている。

誰もが固有の指紋や虹彩(瞳の周りにある円盤状の膜)を持つように、心臓の鼓動(heartbeat)も持っている。赤外線技術を発展させ、遠く離れたところからも敵戦闘員の個人識別がおこなえる。
顔と比較しても心拍音での生体認証は、より安定して検知できる一方、現在のところは適切に読み取るまで30秒ほどの時間を要するとのことで、ターゲットが座っているまたは静止している必要があるなど、実用を見据えた課題は山積しているようだ。

将来、容疑者アプローチのため市街地戦でこのガジェットを装着した米軍の対テロ特殊部隊員の展開する日が来るのかもしれない。

Source: The Pentagon has a laser that can identify people from a distance—by their heartbeat

同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ? (2022-05-05 19:21)
 ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは (2022-04-08 16:46)
 アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か (2022-03-26 13:10)
 ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始 (2021-08-08 11:54)
 ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム (2021-08-06 16:57)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop