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米海兵隊が新型『第3世代プレートキャリア』×最大65,469セットをアーマー・エクスプレス社に発注

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米海兵隊が新型『第3世代プレートキャリア』×最大65,469セットをアーマー・エクスプレス社に発注
U.S. Air Force photo by Alejandro Peña
米海兵隊が、新型『第3世代プレートキャリア(PC Gen III: Plate Carrier Generation III)』の生産契約(M67854-19-D-1509)を発注したことが分かった。
契約を勝ち取ったのは、ミシガン州セントラル・レイクの『セントラル・レイク・アーマー・エクスプレス社(Central Lake Armor Express, Inc.)』。2005年創業の同社は、軍・法執行機関向け高性能ボディーアーマー製品を国内外に供給する大手事業者の1つ。

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米海兵隊が新型『第3世代プレートキャリア』×最大65,469セットをアーマー・エクスプレス社に発注
U.S. Marine Corps photo by Emily Greene
複数年に跨る「確定価格/数量未定(FFP/IDIQ)契約」となり、最大5,940万ドル(=約67億円)規模の案件。ソフトアーマー・インサートとデータ提出を伴い65,469セットの供給がおこなわれる。2023年10月までの完納が見込まれている。

米海兵隊が新型『第3世代プレートキャリア』×最大65,469セットをアーマー・エクスプレス社に発注
Photo: Marine Corps Systems Command (MCSC) via MarinecorpsTimes
海兵隊はこれまで軽量で嵩張りを抑えながらも、防弾機能とメンテナンス性を現行モデルと同水準とするこのPC Gen IIIを陸軍と共に開発している。現行「MCPC(Marine Corps Plate Carrier)」と比較して23%、「IMTV(Improved Modular Tactical Vest)」に至っては45%もの軽量化を実現。フィット感を高めるためにスポーツ規格のショルダーストラップ採用に特徴を持ち、現行防護ベストの長さを1.25インチ(=約3センチ)ほど短縮している。
ファーストスピア(First Spear)社製品にみられる、チューブシステムやレーザーカットを使ったウェビングシステムの積極的な採用と、ベルクロ新型の面ファスナーが使用されている。

米海兵隊が新型『第3世代プレートキャリア』×最大65,469セットをアーマー・エクスプレス社に発注
A screenshot from Central Lake Armor Express, Inc.
アーマー・エクスプレス社と「KDHディエンス・システムズ(KDH Defense Systems)」の持ち株会社で最高経営責任者(CEO)を務めているジム・ヘンダーソン(Jim Henderson)氏は、受注獲得に当たって「海兵隊が当社製品へ信頼を寄せ、採用を決めてくれたことはこの上無い名誉だ」「我が国軍隊による、現場の兵士らに向けたプレートキャリアの更なる軽量化と利便性を追求する姿勢を称賛したい」と語っている。

またヘンダーソン氏はプレスリリースの中で、「最近おこなわれた契約拡大で、我が傘下のKDH社が新型ボディーアーマー「モジュラー・スケーラブル・ベスト(MSV: Modular Scalable Vest)」と「骨盤防護(BPP: Blast Pelvic Protection)」の契約を受注した」とも明かしている。

MSVは「兵士防護システム(SPS: Soldier Protection System)」の一部であり、陸軍の次世代「個人防護装備(PPE: Personal Protective Equipment)システム」に位置付けられている。またBPPは、爆発物による破片の飛散から局部を保護する装備であり、これまで支給されてきた下着タイプのPUG(Protective Under Garment)、保護用ガーメントPOG(Protective Over Garment)からのリプレイスとなる。
ヘンダーソン氏によると、MSVとBPPの契約拡大によってこの2ヶ月間で1億4,000万ドル(=約158億円)のビジネスチャンスを獲得したようだ。

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Source: Contracts for Oct. 26, 2018

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