イスラエル軍の兵士がキノコ型ヘルメットカバー「ミツネフェット」をかぶる理由
Photo by IDF
精強で知られるイスラエル国防軍(IDF)はユニークな装備を多々使用していることで知られる。シェフの帽子のようなシルエットのヘルメットカバー「ミツネフェット」は中でも特に目を引くアイテムだろう。
「ミツネフェット」をかぶって行軍する兵士たち。IDFといえばこのスタイル、という人もいるだろう。他の軍ではあまり見ないスタイルということもあり、どことなくユーモラスな印象も受ける。
Photo by IDF
ヘルメットの丸みは自然物の中では非常に目立ち、遠くからでもそのシルエットを容易に見つけることができる。そこでミツネフェットを使ってシルエットを崩し、光の反射を防ぐ必要がある。
Photo from Wikipedia
ミツネフェットはヘブライ語で「包む」の意味で、もともとはユダヤ教の聖職者がかぶっていたターバンを指す語であった。
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IDFでは90年代ごろから使われており、部隊ごとに色々なタイプのものがある。メッシュ生地で涼しく、多くはリバーシブルで森林でも砂漠でも使用することができる。イスラエルには砂漠地帯があり、日光避けとして単体で使用する兵士もいるようだ。
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Source: Why Do Israeli Soldiers Wear "Chef Hats"? - Agilite
Mitznefet (Israeli military) - Wikipedia
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM202002
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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