【DEFEA2021】ギリシャ企業が武装ロボット「犬」を公開
Dogo armed robot (For Illustration Purpose Only)
ギリシャで行われた展示会DEFEA2021(Defence Exhibition 2021)にて、ジェネラル・ロボティクス社(ギリシャ)は「Dogo(犬)」という名称のロボットシステムを公開した。
当製品は偵察および殺傷・非殺傷攻撃を目的に設計されており、非常に軽量(11.5 kg)である。近接戦闘(CQB: Close Quarter Battle)への導入が有効とされており、対テロ作戦・市街戦・トンネルや地下での戦闘・偵察哨戒任務など幅広い活躍が見込まれている。
武装として、グロッグやシグ・ザウエルといった自動拳銃を搭載可能であり、ロボットの上部に載せて運用する。戦闘の際には、遠隔操作による照準・射撃が可能である。
Dogo armed robot using stun illumination (For Illustration Purpose Only)
複数種類のカメラとセンサーを搭載することで、小型であっても日中および夜間における広範囲の状況認識が可能となった。
加えて、2000ルーメンの出力で照射可能なライトは、有効距離が日中で5m、夜間で10mとなっている。
Remote control unit directing a Dogo armed robot (For Illustration Purpose Only)
DEFEA2021では様々な分野の軍事製品が多数展示され、活気ある技術交流の場となっている。
松井の所見:
本記事で紹介された小型ロボットは、シンプルな構成だが、非常に実用的だと思う。自律型兵器と比べればハイテクとは言えないかもしれないが、今までできなかったことやリスクが大きいために決断が難しかった場面において、新しい選択肢となる可能性が大いにある。コスト面においても、他の中型・大型ロボットや多数の武装を搭載した小型兵器よりも低く抑えられると思われる。低コストで扱いやすい上に、人に対するリスクも減らせることから、当製品は非常に良い製品であると思う。
出展: アーミー・レコグニション
本記事で紹介された小型ロボットは、シンプルな構成だが、非常に実用的だと思う。自律型兵器と比べればハイテクとは言えないかもしれないが、今までできなかったことやリスクが大きいために決断が難しかった場面において、新しい選択肢となる可能性が大いにある。コスト面においても、他の中型・大型ロボットや多数の武装を搭載した小型兵器よりも低く抑えられると思われる。低コストで扱いやすい上に、人に対するリスクも減らせることから、当製品は非常に良い製品であると思う。
出展: アーミー・レコグニション
元自衛官・警察官・PSCのYoutubeチャンネル『ガチタマTV』
提供:田村装備開発株式会社
Matsu (@mattsannENG)
原子核工学を専攻し、量子光学まで専門性を発展させる。その後、航空系防衛製品の輸入関連に従事。現在は田村装備開発(株)のミリブロ担当としてNews記事を執筆している。
公式ホームページ
サバゲーフィールドT-MOUT
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