平成22年度日米共同統合演習(実動演習)12月3日より実施

国内軍事関連 Comments(0)
防衛省 統合幕僚監部は11日付で平成22年度日米共同統合演習(実動演習)を来月初旬に実施することを正式に発表を行った。
発表内容によると、日米間による統合運用を目的としている一方で、現在日本が抱える専守防衛に関して、具体的な名指しこそしないものの、中国の尖閣諸島などの島嶼やその他離島に対する軍事的脅威からの抑止を狙ったものが意図されていると考えられる。

今回の統合演習における日米からの参加は、自衛隊側から約34,100名、艦艇約40隻、航空機約250機が、そして米軍側より人員約10,400名、艦艇約20隻、航空機約150機の参加がそれぞれ予定され、大規模な実施となる予定だ。
防衛省 統合幕僚監部
http://www.mod.go.jp/jso/

■実施時期
 平成22年12月3日(金)~10日(金)
■実施場所
 わが国周辺海・空域及び基地等
■統裁官
 自衛隊:統合幕僚長陸将折木良一
 米軍:米第13空軍司令官空軍中将ハーバード・カーライル
■主要演練項目等
 ・主要演練項目
 弾道ミサイル対処を含む航空諸作戦
 ・細部演練項目
 - 弾道ミサイル対処
 - 防衛を含む海上・航空作戦
 - 統合輸送
 - 基地警備等
 - 捜索救助活動
■主要演習参加部隊等
 ・防衛省・自衛隊
 - 統合幕僚監部
 - 陸上幕僚監部、各方面隊、中央即応集団、通信団、陸上自衛隊中央輸送業務隊
 - 海上幕僚監部、自衛艦隊、各地方隊
 - 航空幕僚監部、航空総隊、航空支援集団、航空教育集団
■米軍
 第13空軍、第5空軍、第7艦隊、第94ミサイル防衛コマンド等

日米、離島防衛含め統合演習実施へ


同じカテゴリー(国内軍事関連)の記事画像
防衛省が陸上自衛隊向け新小銃・拳銃の選定理由等を公表
陸上自衛隊の新小銃に豊和工業製『HOWA5.56』、新拳銃にH&K製『SFP9』が選定
『ニコン(Nikon)』が「ライフルスコープ」事業を終了
並木書房が「日本軍はこんな兵器で戦った—国産小火器の開発と用兵思想」を刊行
『子供達を護る』田村装備開発がクラウドファンディングで危機管理対策プロジェクトを始動
住友重工がマルチキャリバー軽機関銃の特許を出願
同じカテゴリー(国内軍事関連)の記事
 防衛省が陸上自衛隊向け新小銃・拳銃の選定理由等を公表 (2019-12-26 20:14)
 陸上自衛隊の新小銃に豊和工業製『HOWA5.56』、新拳銃にH&K製『SFP9』が選定 (2019-12-09 12:35)
 『ニコン(Nikon)』が「ライフルスコープ」事業を終了 (2019-11-20 15:36)
 並木書房が「日本軍はこんな兵器で戦った—国産小火器の開発と用兵思想」を刊行 (2019-11-06 17:37)
 『子供達を護る』田村装備開発がクラウドファンディングで危機管理対策プロジェクトを始動 (2019-10-30 17:41)
 住友重工がマルチキャリバー軽機関銃の特許を出願 (2019-10-25 12:04)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop