NEWS

英国特殊部隊SASがリビアで拘束=その後解放

海外軍事 Comments(0)
リビアで任務に当たっていた英国特殊部隊に緊急事態が発生した。

英紙Daily Telegraphは6日付の記事で、英国陸軍特殊空挺部隊SAS(Special Air Service)が5日、リビア北東部の港湾都市Benghazi(ベンガジ)で、英国の外交使節団(Diplomatic Mission)を護衛していたところ、反政府勢力に拘束されたと報じた。

また同紙では、反政府勢力側へ事前通告なしに、7人のSAS隊員とMI6(Military Intelligence 6:英秘密情報部)職員を乗せたヘリコプターが降り立つなど、任務は当初の計画時点より「エラー」が散在した状態であったと報じている。
(MI6は2名、SASの人数については報道されている情報筋によって6~8人と異なる)

なお、今回の屈辱的な失態として報じられたSAS隊員の拘束劇について、既に隊員らの解放が報じられ、英海軍のHMS Cumberland, F85(フリゲート艦カンバーランド)がピックアップに向かっているとされている。

内戦状態に突入したリビアでは、カダフィ派が空爆域を拡大するなど、情勢は悪化の一途を辿っている。今月2日には、英国が、リビアが保有するとされている大量殺戮用途のマスタードガスやサリンなど、化学兵器の押収を目的にSASの派遣をおこなうとして報じられていたばかり。

リビアは1986~87年に掛けて、アフリカ中央部の国家チャドに対して化学兵器を使用した実績がある。


過去の関連記事:
英国特殊部隊SASが化学兵器の押収を目的にリビアに潜伏か。


参考記事:
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/africaandindianocean/libya/8364937/Captured-SAS-unit-Libyan-rebels-release-special-forces-team.html
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/africaandindianocean/libya/8364373/Libya-SAS-soldiers-held-by-Libyan-rebels.html#
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/africaandindianocean/libya/8365007/Libya-inside-the-SAS-operation-that-went-wrong.html
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/africaandindianocean/libya/8365069/Libya-SAS-mission-that-began-and-ended-in-error.html
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/africaandindianocean/libya/8365140/Libya-SAS-rescue-Transcript-of-behind-the-scenes-negotiations-to-free-the-detainees.html
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2788767/6918293
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2789284/6924927
http://www.royalnavy.mod.uk/operations-and-support/surface-fleet/type-22-frigates/hms-cumberland/index.htm


同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
米海兵隊の次世代個人携行用浄水システム『IWPS II』
カナダ軍が国産迷彩『CADPAT』から米国『MultiCam』への切り替えを検討。識者は血税の無駄遣いと反論
ノルウェー警察が一部機関の標準サービスピストルに『SIG P320 X』シリーズを採用
コルトとFNアメリカが「M4」「M4A1」生産のため、米陸軍から現行契約からの変更を受注
米陸軍が旅団戦闘チームに再補給無しで『7日間』戦える体制を企図。3Dプリンタ等の先進技術がカギ
「あらゆるセンサーに検出されない」米陸軍の次世代迷彩システム(ULCANS)にイスラエル発祥の企業が受注獲得
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 米海兵隊の次世代個人携行用浄水システム『IWPS II』 (2018-11-15 12:50)
 カナダ軍が国産迷彩『CADPAT』から米国『MultiCam』への切り替えを検討。識者は血税の無駄遣いと反論 (2018-11-13 13:50)
 ノルウェー警察が一部機関の標準サービスピストルに『SIG P320 X』シリーズを採用 (2018-11-12 15:42)
 コルトとFNアメリカが「M4」「M4A1」生産のため、米陸軍から現行契約からの変更を受注 (2018-11-12 14:17)
 米陸軍が旅団戦闘チームに再補給無しで『7日間』戦える体制を企図。3Dプリンタ等の先進技術がカギ (2018-11-09 18:47)
 「あらゆるセンサーに検出されない」米陸軍の次世代迷彩システム(ULCANS)にイスラエル発祥の企業が受注獲得 (2018-11-09 13:47)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

ひとつ前のニュース ひとつ次のニュース

PageTop