Textron、RPGを用いTRAPS改良型の実証試験実施
Textron Inc./Textron Systems 傘下の Textron Defense Systems は18日付のリリースで、TRAPS (Tactical RPG Airbag Protection System) の改良型・TRAPSNet を使った 2 週間のデモンストレーションを実施したことを発表した。
TRAPSNet の実証試験は DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) の後援を得て EMRTC (Energetic Materials Research and Testing Center) で実施したもので、さまざまな角度や距離から RPG (Rocket-Propelled Grenade) を撃ち込んで検証を実施したとしている。
TRAPSNet は同社のTRAPSを発展させ、あらゆる陸上車輌に搭載可能とする、受動的対抗手段。TRAPS は、エアバッグと非殺傷性対抗手段の投射によって、車輌を RPG の攻撃から護る仕組みとなっている。
TRAPS については 2009年秋に 米陸軍 TARDEC (Tank Automotive Research, Development and Engineering Center) の監督下で、フェーズ I 試験を終え、同年中に MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) への搭載を考慮したフェーズ II 試験を経て、2010年春には、実運用環境に近いシステム レベルの試験としてフェーズ III 試験を完了している。
Textron 2011/7/18
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