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ビン・ラディン一族経営会社が世界一の超高層タワー建設へ

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ビン・ラディン一族経営会社が世界一の超高層タワー建設へAP通信などによると、世界的な大富豪として知られるサウジアラビアの王子が、世界一の超高層タワー建設の契約を結んだことを報じた。

このタワーは、紅海に面した商都市 Jeddah (ジッダ) 北部、Jiddah International Airport (キング・アブドゥル・アズィーズ国際空港) に程近い場所で建設中の "キングダム・シティー" の一部として構想されている。
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タワーの高さは、1キロメートルを超え、現在世界一の高さを誇る、UAE (アラブ首長国連邦) ドバイ にある "Burj Khalifa" (ブルジュ・ハリーファ) の 地上160階、高さ 828m を超えて1位となる予定。総建設費用は 46億SAR (サウジアラビア・リヤル) (=約950億円)。5年後の完成予定。

今回の世界一のタワー建設に当たってのキーマンとなる、 Prince Al-Waleed bin Talal (ワリード・ビンタラール王子 55歳) は、2011年3月の時点で 総資産 196億ドル (=約1兆5,680億円) と推定され、富豪がひしめくアラブ界でもナンバーワンの大富豪。
タワー建設の発注は、王子の投資会社を通じて地元の大手ゼネコン、SBG (Saudi Binladen Group:ビンラーディン・グループ、WEB:sbg.com.sa、sbgpbad.ae) との契約が結ばれたとして報じられている。

建設を請け負ったこの "SBG" は、その名の通り、今年 5月2日 に米海軍 特殊部隊、Navy Seals Team 6 "DEVGRU" (Development Group:海軍特殊戦開発グループ) と CIA との協同作戦によって殺害された とされる、Osama bin Laden (ウサマ・ビン・ラーディン、オサマ・ビンラディン) の 一族が経営する、サウジアラビア有数の建設会社だ。

AP通信 2011/08/02
産経新聞 2011/0802


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