純国産 10式戦車の量産型 1号車が配備。入魂式を実施

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陸上自衛隊・10式戦車の入魂式が 10日、おこなわれた。この日、量産型として唯一の 10式戦車 が配備されたのは 陸上自衛隊富士学校で、約 50年ぶりの純国産戦車となる。
純国産 10式戦車の量産型 1号車が配備。入魂式を実施
陸上自衛隊「10式戦車」入魂式=量産型1号車に機甲の魂を注入

三菱重工などが開発をおこなったこの 10式戦車 では 小型・軽量化を実現。注目された砲身も 日本製鋼所 開発の国産によるものとなり、名実共に 純国産の主力戦車 (MBT: Main Battle Tank) となる (弾薬自体は独 Rheinmetall AG 規格) 。現在のところ主力戦車を国産することができるのは、世界でも米国や、ロシア、イギリス、フランス、ドイツ、イスラエルなど、数えるほどしかない。また、10式戦車では、一般的な戦車が持つ 防護力・火力・機動力 に加えて、高い C4I能力 をも兼ね備えているのが機能面で追加された大きな特徴とされている。
純国産 10式戦車の量産型 1号車が配備。入魂式を実施

戦車が登場して 100年足らずの歴史の中で、時代の流れと共に幾度と無く語られた「戦車不要論」。航空戦力やミサイル技術の向上が革新的におこなわれる中でも、戦闘の最終局面は陸戦で決する他無いことからも、最後の砦として君臨し続けるのは、いつの時代も戦車。「攻守3倍の原則」として語られる中、こと島国での防衛を強いられる我が国では、敵戦力の上陸を抑止する意味でも戦車の存在意義は大きいとされる。また 10式戦車 では 非対称脅威 (ゲリコマなどによるテロ行為) への対応に大きな期待が寄せられている。
純国産 10式戦車の量産型 1号車が配備。入魂式を実施純国産 10式戦車の量産型 1号車が配備。入魂式を実施
Photo: Ministry of Defense (Right)
各国の名立たるMBTがひしめく中、ミリタリーブログが実施した好きなMBTを選ぶアンケートでは、10式戦車が堂々の第1位を獲得。日本人読者を対象としていることからも当然と言えば当然の結果が出た。まだまだ 10式戦車 については、先輩戦車の 90式 や 74式 と比べても、情報が少ないが、防衛省ではキッズ向けに自衛隊で配備されている装備の理解を深めるためにペーパークラフトを配布しており、その中には 10式戦車 の姿も。下記にてリンクで紹介しておくので、是非一度お試しあれ。大人でも夢中になるほど、中々に楽しめるものとなっている。
あなたが好きな戦車(MBT限定)は次の中のどれ?
自衛隊装備品のペーパークラフト

JIJI Press 2012/01/10
Weapons and Warships Division / Ministry of Defense 2011/02
Ministry of Defense for Kids site 2011/10


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