DARPA、四足歩行ロボットを使った屋外評価試験の映像公開
DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency:国防総省国防高等研究事業局) で LS3 (Legged Squad Support System) 計画におけるアウトドア評価試験の映像が公開となった。
Boston Dynamics との開発を進めていた LS3 は、歩兵が携行する装備が 100ポンド (約 45kg) とも言われる中で、兵士の肉体的な疲労を軽減させ、また 戦地での物資補給を確保することが狙いとなる。映像にある四足の半自律的な歩行ロボットは、路面上にある障害物を感知し、回避する為の経路を計算するオンボードセンサーを搭載。戦地での運用を前提にデザイン設計されているために静粛性も保っているとしている。また、DARPA によると、先代の "BigDog" と比べても歩行速度も速く、更に荷物の運搬能力が向上しているとしている。
LS3計画 は、DARPA が海兵隊 MCWL (Marine Corps Warfighting Lab) と共に推進しており、2010年2月 に Boston Dynamics に対して 3,200万ドル (約 25億円) で発注。車輌が入れないような悪路での高い走破性と、運搬能力の利点を活かして、戦地での物資補給に期待が寄せられている。Boston Dynamics が 昨秋 発表したリリースによれば、重量 180kg の物資を搭載し、32kmの悪路を輸送することを目標にし、2012年 にも完成版を目指したいとしていた。
DARPA 2012/02/06
BostonDynamics 2011/09/29
過去の「Boston Dynamics 歩行ロボット」関連記事:
⇒驚愕の滑らかな動き!! ロボット兵士、"PETMAN"が公開
⇒Boston Dynamics、四足歩行ロボットのプロト公開
Boston Dynamics との開発を進めていた LS3 は、歩兵が携行する装備が 100ポンド (約 45kg) とも言われる中で、兵士の肉体的な疲労を軽減させ、また 戦地での物資補給を確保することが狙いとなる。映像にある四足の半自律的な歩行ロボットは、路面上にある障害物を感知し、回避する為の経路を計算するオンボードセンサーを搭載。戦地での運用を前提にデザイン設計されているために静粛性も保っているとしている。また、DARPA によると、先代の "BigDog" と比べても歩行速度も速く、更に荷物の運搬能力が向上しているとしている。
LS3計画 は、DARPA が海兵隊 MCWL (Marine Corps Warfighting Lab) と共に推進しており、2010年2月 に Boston Dynamics に対して 3,200万ドル (約 25億円) で発注。車輌が入れないような悪路での高い走破性と、運搬能力の利点を活かして、戦地での物資補給に期待が寄せられている。Boston Dynamics が 昨秋 発表したリリースによれば、重量 180kg の物資を搭載し、32kmの悪路を輸送することを目標にし、2012年 にも完成版を目指したいとしていた。
DARPA 2012/02/06
BostonDynamics 2011/09/29
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