米陸軍 IED・偵察任務用途に調達が進む小型 UGV
Defense Update は IED (Improvised Explosive Device : 簡易爆発物) 対策と偵察任務用途で米陸軍向けに調達が進む iRobot Corp と QinetiQ North America Inc. (QNA) の小型 UGV 紹介映像を掲載。iRobot は米陸軍からの 1,400 万ドルの発注契約において "110 FirstLook" の供給を 2013 年 8 月までに、一方の QNA は Dragon Runner-10 MUGV (Micro Unmanned Ground Vehicle) の供給を 1,300 万ドルの契約で受けている。110 FirstLook は小型・軽量 (5 lbs =約 2.3 kg) で走破性が高く、リスクの高い危険な任務において、手荒な扱いでも耐え得る 16 feet (約 4.9 m) からの落下をクリアする堅牢な造り。IDAC (Integrated Deployment and Camera Accessory) との組み合わせで人が立ち入れない様々な環境下での運用が可能となっている。一方の Dragon Runner-10 は、重量 4.5 kg とアサルトパックでの携行も可能な小型 UGV で、様々な悪路でも対応できる高い走破性能を持つ。小型ながらもパワフルで、負傷した大人 1 名程度なら引きずって後方の安全な地域へ運び出すことができる。
Defense Update 2013/02/28
過去の「iRobot、QNA 小型 UGV」関連記事:
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⇒iRobot、米陸軍から600万ドルのオーダーを受注
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