中国のインターネットフォーラムに、航空機が写った 1 枚の不鮮明な写真が掲載され話題となっている。当該写真の機体が、日本の次期国産ステルス戦闘機、平成のゼロ戦「心神」の試作初号機ではないかと見られているのがその理由だが、真偽は不明。
防衛省技術研究本部 (TRDI : Technical Research & Development Institute) の下、三菱重工 (MHI : Mitsubishi Heavy Industries) を主契約社として開発が進められているこの先進技術実証機 (ATD-X : Advanced Technology Demonstrator-X) は、航空自衛隊 F-2 戦闘機をリプレイスする計画で進められているもので、今年 2 月に小野寺防衛大臣が三菱重工 小牧南工場を訪れた際に、その初飛行が今年中におこなわれると確認済。中国 J-20 やロシア T-50 PAK-FA といった第 5 世代戦闘機の台頭が周辺諸国で進む中、日本の高速ステルス戦闘機の開発は国の航空防衛にとって不可欠となっていると考えられている。

dsjunshi.com 2014/6/14