小野寺防衛大臣、F-35 工場を視察 整備拠点の日本への誘致、追加調達も検討

F-35 は現在、日本の他、韓国や、F-35 のレベル III の開発パートナーでもあるオーストラリアが導入する予定で、また将来的にはシンガポールも導入する予定だ。
小野寺防衛大臣は「F-35 は今後、世界的に配備が行われる機種であり、その整備を行うためのアジアにおける拠点が日本になればいい」と述べ、アジア・太平洋地域で運用される F-35 の整備を、日本で一挙に引き受けたい考えを示した。
その拠点は、愛知県にある三菱重工の小牧南工場になる予定で、すでに米側と協議を始めているという。
また記者団からの質疑応答に対し、今後の F-35 の性能やコストの推移によっては、現在決定している 42 機の購入に加えて、さらに追加で導入することも検討するとの考えが示された。
なお、先日当ニュースでもお伝えしたように、6 月に F-35A で火災事故が発生し、現在 F-35 シリーズはすべて飛行が停止されている状況にあるが、これに関し、米側からは詳細な説明がなされた他、今後の開発や、日本へ配備されるスケジュールにも影響は出ないとの説明があったと明かした。
Japan MoD 2014/07/09
U.S. Air Force photo/Staff Sgt. Nicholas Egebrecht
Image is for illustration purposes only.
Text : 鳥嶋真也 - 002
★この記事へのコメント
コメントを投稿する
★この記事をブックマーク/共有する
★新着情報をメールでチェック!
★Facebookでのコメント