8 月 27 日、カナダの航空会社サンウィング・エアラインズの旅客機の機内で、2 人のカナダ人女性がタバコを吸おうとしたことがきっかけとなり、カナダ空軍の CF-188 戦闘機が出撃するほどの大騒動に発展したという。カナダ警察やカナダのメディアが報じている。

この旅客機はトロント発キューバ行きのサンウィング・エアラインズの 656 便で、乗客として乗っていた 2 人のカナダ人女性が、大量に飲酒をした後、洗面所でタバコを吸おうとしたところ、煙探知機が作動したという。その後この乗客は暴れ始めたことから、パイロットが北米防空司令部 (NORAD) に通報した。

そしてその通報を受け、ケベック州にあるバゴットビル空軍基地から 2 機の CF-188 がスクランブル発進し、656 便の護衛に就いた。そして CF-188 にエスコートされつつ、656 便は出発地のトロント・ピアソン国際空港に戻ったという。その後、この 2 人の乗客は逮捕された。

Peel Regional Police official Twitter 2014/08/28
CBC News 2014/08/27
Photo: CF-188 Hornet (Fighter Aircraft) / Royal Canadian Air Force
Image is for illustration purposes only.
Text : 鳥嶋真也 - FM201409