SOFREP、戦後の日米関係の歴史や、集団的自衛権等に関する論考を掲載
米軍特殊部隊の元隊員らが運営している SOFREP は 11 月 25 日、戦後の日米関係の歴史や、集団的自衛権や憲法改正に関する動向についてまとめた論考を掲載した。
記事は第二次世界大戦での日本の敗戦から始まり、核の傘下、日米同盟、そして自衛隊のイラク派遣などの歴史に触れ、そして北朝鮮や中国の脅威と、秘密保護法可決、日本版 NSC の設立といった最近の動きにも触れられている。
また記事では、日本がかつてのような軍事大国となる可能性や、また現在の政権がそれを望んでいるか、ということについては、今のところありそうにないものの、米国の庇護 (ひご) から抜け出し、世界の舞台でも通用するような日本の軍隊の建て直しを望んでいるか、ということについては、「そのように見える」としている。
しかし、実際問題として、これまでの日本の政治にとって、日米同盟は重要であると思われる事柄のリストの常に先頭にあり、また日米同盟の扱い方を誤ったときには政権交代が起きているとも指摘している。
また、近年の憲法改正に向けた動きに際しては、平和主義者が政治的な妨害を受けており、日本共産党と社会民主党は、衆議院でわずか 15 議席しかないということにも触れた、非常にバランスの取れた論考となっている。
SOFREP 2014/11/25
Photo: Military Blog Report
Image is for illustration purposes only.
Text: 鳥嶋真也 - FM201412
記事は第二次世界大戦での日本の敗戦から始まり、核の傘下、日米同盟、そして自衛隊のイラク派遣などの歴史に触れ、そして北朝鮮や中国の脅威と、秘密保護法可決、日本版 NSC の設立といった最近の動きにも触れられている。
また記事では、日本がかつてのような軍事大国となる可能性や、また現在の政権がそれを望んでいるか、ということについては、今のところありそうにないものの、米国の庇護 (ひご) から抜け出し、世界の舞台でも通用するような日本の軍隊の建て直しを望んでいるか、ということについては、「そのように見える」としている。
しかし、実際問題として、これまでの日本の政治にとって、日米同盟は重要であると思われる事柄のリストの常に先頭にあり、また日米同盟の扱い方を誤ったときには政権交代が起きているとも指摘している。
また、近年の憲法改正に向けた動きに際しては、平和主義者が政治的な妨害を受けており、日本共産党と社会民主党は、衆議院でわずか 15 議席しかないということにも触れた、非常にバランスの取れた論考となっている。
SOFREP 2014/11/25
Photo: Military Blog Report
Image is for illustration purposes only.
Text: 鳥嶋真也 - FM201412
★この記事へのコメント
コメントを投稿する
★この記事をブックマーク/共有する
★新着情報をメールでチェック!
★Facebookでのコメント