シンガポール、空挺部隊向けに昼夜・全天候型の降下訓練施設「ATF」を正式オープン
シンガポール国防省は、空挺部隊向けに全天候型で昼夜を問わず使用できる訓練施設 (ATF: Airborne-Trooper Training Facility) を、東部のパシール・リス キャンプ (Pasir Ris Camp) 内に正式オープンした。
この ATF には、パラシュート降下訓練用途の施設と、ラぺリングガイダンス用途のエリアが設けられており、基礎的な降下訓練の他、ヘリコプターからのロープ降下など、天候条件に左右される事無く、隊員のスキル向上に役立てることが出来る。
従来型の訓練施設では 3 メートルの降下訓練にしか対応していなかったが、ATF では 4 メートルと 8 メートルの高さに対応している他、ランディングの様子をシミュレーションする目的 Rotational Trainer System が新調されている。
加えて、シンガポール空軍で実際に使用されている C-130 ハーキュリーズや、フォッカー 50、CH-47 チヌーク 3 機種の航空機内を忠実に再現したモックアップも用意されているとのこと。
ATF は、年間で 640 名の訓練生が利用する予定。
Channel NewsAsia 2014/12/01
Ministry of Defence (MINDEF), Singapore 2014/12/01
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