米空軍研究所、国防総省が初主催する装備展示イベントで「バットマン」を披露
米国防総省主催による初めての装備展示イベント、「DoD Lab Day」が 5 月 14 日、ペンタゴンの中庭で開催された。
主催した国防総省の公式サイトでは、本イベントで 100 以上に及ぶ革新的な技術の展示がおこなわれたことが示されている。主なものは以下の通り。
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AFRL では、戦場で活躍する空軍兵士らに対して、技術的な優位性の提供を主務として、大よそ 5,700 名から成る科学者、エンジニアが日々の研究開発に当たっている。
Defense Tech 2015/06/04
U.S. Airforce 2015/05/15
DoD News 2015/05/13
About DoD Lab Day May 14, 2015
* The Army High-Energy Laser mobile display;
* The Air Force BATMAN high tech head-mounted display;
* Helmet research that protects from and helps to heal traumatic brain injuries;* The Navy MAGIC CARPET enhanced flight controls; and
* The Marine Corps semi-autonomous FERRET robotic system.
中でも、このイベントに参加した米空軍研究所 (AFRL: Air Force Research Laboratory) からは、「バットマン」計画の一部を垣間見る展示がおこなわれている。Military.com の Defense Tech では、手首に装着できる小型のタブレット端末や、ファイバーオプティック ライト付のグローブ、小型に改良されたシグナルガンなど、この計画を構成する幾つかの具体的なアイテムが掲載されている。
バットマン計画とは、アニメや映画に非ず「Battlefield Air Targeting Man-Aided kNowledge」の頭文字「BATMAN」に由来するもので、アフガニスタンでの戦訓を背景に開発が進められ、2003 年にウェアラブル技術をはじめとする先進技術計画が発足している。
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バットマン計画は JTAC (Joint Terminal Attack Controllers) による対地攻撃のシーンから、PJ (Pararescue Jumpers) による負傷兵の救護シーンに至る、幅広いシーンでの活用が想定されている。これは、SWORD (Specialized Warfighter Operations Research and Development) と呼ばれる計画を前身としており、戦場での兵士の能力向上を目的に、重量の軽減や、コンポーネントの統合化、人間工学を使った機能性の向上を目指している。
AFRL では、戦場で活躍する空軍兵士らに対して、技術的な優位性の提供を主務として、大よそ 5,700 名から成る科学者、エンジニアが日々の研究開発に当たっている。
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