G36 自動小銃の命中精度低下問題について、Strike Industries がその解決策の可能性を考案
ミリブロNewsで幾度と取り上げてきた“ H&K 社の「G36」自動小銃の命中精度低下問題 ”であるが、銃器関連のニュースサイト:TFB に掲載された記事によると、カスタムパーツメーカーの Strike Industries 社のエンジニアのひとりがこの問題を解決するデザインを考案し、興味がある企業に対しロイヤリティーフリーでデザインの詳細内容を開示する、と報じている。
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G36 のファンである Strike Industries 社のエンジニア:Sam C.氏は、命中精度の低下を防止する G36 用ハンドガードシステムのアイデアを思い付き、その情報を知った TFB がデザインの一部を同サイトで公開することを打診し、Sam C.氏の了承を得て掲載に至ったようだ。Strike Industries 社は、自社で商品化できないと判断したデザインをインターネット上で無料公開しており、今回もそのひとつと思われる。
このシステムに装換することでフリーフロートバレルでは無くなるが、フリーフローティングシステムが問題の原因であることから、やむを得ないことであろう。また、通常の G36 のハンドガードよりかさ張り、バレルクランプによって重量が増す事を欠点として挙げている。
現在、このデザインについての問い合わせは、Strike Industries 社宛てのメールで受け付けている。
尚、TFB では G36 問題の検証実験を行い、その様子を収めた動画を公開している。
The Firearm Blog 2015/06/01
Text: 弓削島一樹 - FM201506
Sam C.氏のアイデアは、新しくデザインしたハンドガード、レール、バレルクランプなど計4つのパーツで構成されるシステムで、ハンドガード内に設置したバレルクランプでバレルを固定するものである。さらにオプションパーツとして、ガスピストンブロックへのアクセスを容易にするためのトップレールカバーの設計も行ったようだ。Posted by Strike Industries on 2015年6月1日
このシステムに装換することでフリーフロートバレルでは無くなるが、フリーフローティングシステムが問題の原因であることから、やむを得ないことであろう。また、通常の G36 のハンドガードよりかさ張り、バレルクランプによって重量が増す事を欠点として挙げている。
現在、このデザインについての問い合わせは、Strike Industries 社宛てのメールで受け付けている。
尚、TFB では G36 問題の検証実験を行い、その様子を収めた動画を公開している。
The Firearm Blog 2015/06/01
Text: 弓削島一樹 - FM201506
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