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カラシニコフ、初の遠隔操作式無人銃架「MBDU」を公開

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カラシニコフ、初の遠隔操作式無人銃架「MBDU」を公開
ロシアの国営ハイテク工業製品開発・生産・輸出企業「ロステック」は傘下の企業の一つである「カラシニコフ・コンツェルン」がモスクワ郊外クビンカの軍事公園「パトリオット」で行われた国際武器・装備フォーラム「アルミヤ(軍隊)2015」で遠隔操作式無人銃架(RWS)「MBDU(MODUL Boyevoy Distantsionno Upravlyaemiy)」を公開した。
このMBDUは7.62mm機関銃・12.7mm機関銃・30mm擲弾発射機「AG-17」・40mm擲弾発射機の一つを搭載可能である。制御は2軸のジャイロ安定装置と自動目標追跡システムを搭載し、同時に10個の目標を追尾可能としている。360度全周旋回が可能、回転速度は毎秒60度とされており、撮影照準用光学機器・レーザー距離測定機を装備し最大2.5kmまで捕捉可能という。

このMBDUはまだ完成というわけではないが、国防省からの発注を期待していると「カラシニコフ・コンツェルン」社員は述べた。

RWS(Remote Weapon System、Remote Weapon Station)は、軍用装甲車などの装甲戦闘車両や軍用船舶に装備されている遠隔操作式の無人銃架・砲塔の事を指すものである。

Ruptly TV 2015/06/18
IHS Jane's 360 2015/06/21
Text: WT83 - FM201507

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