Lockheed Martin が、F-35A に搭載する空対地、空対空用の武装である 25mm 機関砲 GAU-22/A の地上実射試験の様子を収めた映像を公開した。

機体左翼に埋め込まれた GAU-22/A は、ドアの開放と共に現れ、4 砲身のガトリング砲から轟音と共に全 181 発の弾が撃ち放たれている様子が確認できる。なお試験では、機体の安全性を確保する為に炸薬の入っていない訓練弾 PGU-23/U が用いられているとのこと。

ステルス性に特徴を持つ F-35 では、機体への収納が必須となっており、今回の試験では格納された状態からドアが開き、発射された後に収納されるという一連の動作の他、気流の影響などが確認されている。

今年 6 月 9 日より始まった地上での試験について F-35 JSF 統合テスト部隊では、今月にも終えた後、今秋にも飛行状態での試験へ移す計画にあるとしている。

F35.com 2015/08/20