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「中国の兵士は目潰し用のレーザー銃を持っている」米保守系ニュースが「条約違反」を提起

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中国人民解放軍 (PLA: Chinese People's Liberation Army) の兵士が、新たな携行型のレーザー兵器を持っている可能性がある。PLA 機関紙「チャイナ・ミリタリー・オンライン (China Military Online) 」による昨年 12 月 9 日付の投稿をソースに、米国の保守系ニュースサイト「ワシントン・フリービーコン (Washington Free Beacon) 」が報じた。

提示された写真は、中国国内で 12 月初旬に開催された「警察」向け展示会に出展されたもの。外観上は一般的な小銃の形状をしており、レール実装による拡張性を持っていることが分かる。カメラやセンサー類を攻撃するものだが、目視すれば失明することは容易に推察できる。

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中国によるレーザー銃については過去にも確認されており、この数年で国産モデルのアップデートを図っていたことが裏付けされた格好になった模様。

ワシントン・フリービーコンは、中国が 1998 年に批准した「特定通常兵器使用禁止制限条約 (CCW: Certain Conventional Weapons) 」の「目潰し用レーザー兵器」の禁止を謳う項目において違反していることを報じている。

Washington Free Beacon 2015/12/22
China Military Online 2015/12/09

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