ロシア連邦保安庁特殊任務センター「A」によるテロリスト掃討作戦映像
2016年4月13~14日に掛けてロシア連邦 ダゲスタン共和国首都マハチカラ近郊のレニンケントにて、武装集団が潜伏している家屋があるとの通報を受けロシア連邦保安庁及びロシア内務省は掃討作戦(反テロ作戦)を行うことを決定した。
問題の家屋周辺を封鎖し、周辺住民に退去するように勧告を行った。そして包囲が完了し、当局は家屋に立て籠もった武装集団に対し、速やかに武器を放棄し投降するように勧告を行った。
しかし投降勧告の返答が銃撃であったため、連邦保安庁と内務省は武装集団への掃討に移行することを決定し、潜伏している家屋に対し激しい攻撃を行った。この掃討作戦は夜遅くまで続けられ結果3名の過激派を射殺した。この後の調査でこの射殺したメンバーの内一人は今年3月以降に起きたテロ事件の首謀者であることが判明した。制圧した家屋からは多数の武器弾薬が押収され、弾薬庫として利用されていた模様である。
なおこの掃討作戦では、ロシア連邦保安庁特殊任務センター A局(アルファ部隊)が "Каратель"装甲車と共に参加していることが公開された動画で判明し大きな話題となった。基本的に特殊任務センター A局(アルファ部隊)が掃討作戦で大々的に映ることは稀であり、“A”と示されたパッチを惜しげもなく公開している。
関連記事:
⇒プーチン大統領、ロシア連邦保安庁 (FSB) 特殊任務センター用の「バットモービル」を視察
他にも"Каратель"装甲車が実戦に出ることは初めてであり、実戦運用目的として持ち込まれた可能性も高いものと思われる。公開された動画では何故か後半にA局(アルファ部隊)・"Каратель"装甲車が映っており、彼らが掃討作戦にて作戦行動を行ったのか疑わしく、掃討作戦が終わった後に“撮影”として来た可能性も捨てきれないものではある。
最後に今回の掃討作戦においてロシア連邦軍や内務省に配備が進んでいるティグル装甲車に追加装甲キット及び装甲銃座を取り付けたモデルが確認されているのも目新しい。
Text: WT83 - FM201604
関連記事:
⇒プーチン大統領、ロシア連邦保安庁 (FSB) 特殊任務センター用の「バットモービル」を視察
他にも"Каратель"装甲車が実戦に出ることは初めてであり、実戦運用目的として持ち込まれた可能性も高いものと思われる。公開された動画では何故か後半にA局(アルファ部隊)・"Каратель"装甲車が映っており、彼らが掃討作戦にて作戦行動を行ったのか疑わしく、掃討作戦が終わった後に“撮影”として来た可能性も捨てきれないものではある。
最後に今回の掃討作戦においてロシア連邦軍や内務省に配備が進んでいるティグル装甲車に追加装甲キット及び装甲銃座を取り付けたモデルが確認されているのも目新しい。
Text: WT83 - FM201604
★この記事へのコメント
コメントを投稿する
★この記事をブックマーク/共有する
★新着情報をメールでチェック!
★Facebookでのコメント