「マラウィの戦い」を戦訓にフィリピン警察最精鋭『特別活動部隊(SAF)』が市街地戦闘に特化した訓練を強化へ
フィリピン・タギッグの首都管区警察署(NCRPO: National Capital Regional Police Office)警察学校のある「キャンプ・バゴン・ディワ(Camp Bagong Diwa)」で5日、国家警察(PNP: Philippine National Police)『特別活動部隊(SAF: Special Action Force)』の創設35周年記念行事がおこなわれた。
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PNP最精鋭、SAFのトップを務めるノリ・タリニョ(Noli Taliño)司令官は、昨年猛威を振るった南部ミンダナオ島マラウィにおける過激派組織との戦訓を背景に、市街戦強化の訓練がおこなわれると語っている。
Director Noli Taliño (right)
Photo from Philippine National Police (PNP)
5ヶ月間に渡る「マラウィの戦い」で、武装組織「マウテ・グループ」掃討作戦の最中に少なくとも2名のSAF隊員が殉職。ロドリゴ・ドゥテルテ大統領による命の下、SAFは来年度に5個大隊新設され13個大隊編成へと増強される。
Photo from Philippine National Police (PNP)
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