エストニア軍の新制式小銃に米国『ルイス・マシーン・アンド・ツール(LMT)』社が受注獲得
エストニア国防軍向け新制式小銃に、米国の銃器メーカー『ルイス・マシーン・アンド・ツール社(LMT: Lewis Machine & Tool Company)』製品の採用が決まった。
Photo from Kaitseväe Veebel / SGM of Estonian Defence Forces
総額100億円近い「7,500万ユーロ(=約96.8億円)」と目される新制式小銃の座を巡っては、①ヘッケラーアンドコッホ(H&K)、②シグ・サワー(SIG Sauer)、③ルイス・マシーン&ツール(LMT: Lewis Machine & Tool)、④パトリオット・オードナンス・ファクトリー(POF: Patriot Ordnance Factory)の4社がトライアルに参加している。
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国防投資センター(ECDI: Estonian Centre for Defence Investments)で入札委員を務めるラウーノ・サーク(Rauno Sirk)大佐は発表の中で、「今年3月におこなわれた射撃テストを踏まえ、委員会としてはまず、新小銃が異なる環境や天候の中でも精確な射撃がおこなえ且つ利便性に優れ、信頼性を保てることと、『全体コスト』を中心に精査した」「取得に当たっての初期コスト自体はそれほど重要な問題では無く、向こう20年間に渡る全体的な耐用年数を評価した」と述べている。
Photo from Kaitseväe Veebel / SGM of Estonian Defence Forces
予定されている契約の下、エストニアは2019年から2021年に掛けて、追加装備を含め約16,000挺・2,200万ユーロ(=約28億円)の購入をおこなう計画。また契約には、2026年までに追加購入も組み込まれている。
Source: Lewis Machine & Tool Company wins automatic firearms contract
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