ARA社がHUDと拡張現実(AR)を使った最先端システム『ARC4』をSOFICで紹介
米国の技術企業、『アプライド・リサーチ・アソシエイツ社(ARA: Applied Research Associates, Inc.)』が、フロリダ州タンパの「特殊作戦部隊産業会議(SOFIC: Special Operations Forces Industry Conference)2019」に出展し、「拡張現実(AR: Augmented Reality)」を使った最先端のウェアラブルシステムを紹介した。
Photo from Applied Research Associates, Inc. (ARA)
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地上での戦闘活動を実施するに当たって、地形や友軍の位置、指揮手段、武器システム、敵情報などの獲得は作戦の成否に関わる重要なものとなる。
Photo from Applied Research Associates, Inc. (ARA)
これまでの既存ツールにおいては、兵士はスマートフォンやタブレット端末のデータを確認する為に手を取られ、頭を下げることにより視線を奪われ、近接戦闘に当たる際の安全性を脅かす可能性が指摘されてきた。
ARC4 Night Vision Goggle
ARC4 User Experience陸軍への独占供給契約(sole source contract)を決めている『ARC4(Augmented Reality, Command, Control, Communicate, Coordinate)』で兵士は、戦場を移動する際に2Dマップやスマートフォンデバイスを見下ろすのではなく、ヘッドアップディスプレイ(HUD)を通じて、実際の視界に仮想アイコンを重ねて表示できるようになる。また日中のシースルー表示と、ナイトビジョンゴーグルのインターフェースとなるなど、状況認識能力の大幅な向上に期待できる。
Source: ARA is at #SOFIC showcasing ARC4, our wearable augmented reality technology, at Booth 221., U.S. Army Awards ARA Contract for Its Cutting-Edge Augmented Reality Software
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