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豪国防省が陸上戦闘員での導入に向け、MAWASHI社の背骨形状エクソスケルトン「UPRISE」を研究中

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Photo by CAPT Brendan Gilbert
© Commonwealth of Australia, Department of Defence
豪国防省が21日付で、背骨の形状が特徴的な外骨格(エクソスケルトン)の写真数点を公式ギャラリーに投稿した。トライアルの一環で示されたもので、3Dプリントによるプラスチック製のものとなっている。


Screen shot from Mawashi Science & Technology official Vimeo channel
外観デザイン的には、カナダの科学技術企業であるマワシ(MAWASHI)社が取り組んでいる超軽量パッシブ耐久の強化型兵士外骨格「UPRISE(Ultralight Passive Ruggedized Integrated Soldier Exoskeleton )」と似た造りとなっている。調べてみると似ているのも当然、首の付け根でY字型となったパーツ(矢印箇所)には、マワシ社のロゴが刻印されていることが確認できる。

関連記事:
背骨の形状を採り入れ、動きを損なわない。超軽量・特殊部隊用の戦術外骨格「UPRISE」

Photo by CAPT Brendan Gilbert
© Commonwealth of Australia, Department of Defence


Photo by CAPT Brendan Gilbert
© Commonwealth of Australia, Department of Defence


Photo: Commonwealth of Australia - Department of Defence

2014年に更新された写真。
防衛科学技術グループ(DSTG: Defence Science and Technology Group)は、革新的な外骨格設計アプローチを採用し、フレームが無いエクソスケルトンのコンセプト実証モデルを開発している。



Photo: Copyright © Commonwealth of Australia
オーストラリア国防省は2011年に、兵士への能力提供を改善することを目的とした作業部会「ディガーワークス(Diggerworks)」を立ち上げている。(「ディガー」とは「オーストラリア兵」を指す単語)

ディガーワークスは、防衛材料機関、陸軍、能力開発グループ、および国益の保護を主務とした科学技術分野を担当する政府機関である「DST(Defence Science and Technology)」によって形成された仮想組織。


Australian DoD
統合兵士システム支局(ISSB: Integrated Soldier Systems Branch)や、陸上システム局(LSD: Land Systems Division)、能力取得・維持グループ(CASG: Capability Acquisition and Sustainment Group)の下で、兵士戦闘システム(SCS: Soldier Combat System)ソリューションを特定し、開発、統合して、国防軍の陸上戦闘能力を強化することが課題となっている。

陸上戦闘員における一般的階層は下記の通り。
Tier 1 - Specialist
Tier 2 - Close Combatants
Tier 3 - General Combatant

ディガーワークスは創設以来、兵士らに突出した能力解決策の提供をおこなっており、「階層ボディーアーマーシステム(TBAS: Tiered Body Armor System)」や大型のフィールドパックなどの実証ソリューションを手掛けている。

今回のエクソスケルトンもこうした取り組みの一環で着手されたものであり、歩兵戦闘員に向けたエクソスケルトンの潜在的有用性とその実現の可能性を見極めているようだ。

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