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ドイツ軍のG36リプレイス計画で装備情報技術運用庁(BAAINBw)が『全ての候補を落選 』と決定

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Photo: ©Bundeswehr/Sönke Dwenger
This photo is for illustrative purposes only.
先週末にお届けした、ドイツ陸軍の『G36』リプレイスを巡る選定経過について、大手国内紙「ヴェルト」が日曜版の中で、「連邦軍(Bundeswehr)は新小銃の購入に予期せぬ問題を抱えている」『全ての候補小銃が落選した』と明かしたことが分かった。

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ヴェルトは、「連邦軍装備情報技術運用庁(BAAINBw: Bundesamt für Ausrüstung, Informationstechnik und Nutzung der Bundeswehr)」が国防省に宛てた書簡を入手しており、その中に「最初のテストにおいて、各銃器メーカーから提出されたいずれの候補小銃も、我が軍の要求を満たすものが無かった」と示されていたという。
これを受けたウルズラ・フォン・デア・ライエン(Ursula Gertrud von der Leyen)国防大臣は「8ヶ月延期」の判断を下している。延期により75万ユーロ(=約1億円)の追加予算が計上されたようだ。

2017年2月に始まった新小銃取得計画は、同年4月に仕様要求が定義され、9月に各国銃器メーカーへ向けた入札を開始。翌2018年2月に提出の締め切りを迎え、これまで7ヶ月間に渡って「契約前比較試験(pre-contractual comparative trials)」がおこなわれてきた。

今回の延期決定により、各銃器メーカーは「2019年2月15日」までに製品の弱点を修正し再提出の機会を得ている。しかしながら一方でBAAINBwは『もしも来年、各銃器メーカーから提出された候補小銃の試験に失敗するような事態があった場合、今回の入札自体を終了しなければならない』と釘を刺している。候補選定がおこなわれないことは、即ち連邦軍がG36を向こう何年もの間使い続けることを意味している。

Source: Neue Sturmgewehr-Modelle für deutsche Soldaten fallen durch

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