カナダ軍が新型迷彩『プロトタイプ・ジェイ(Prototype J)』の試験を開始
カナダ軍が現行迷彩『CADPAT(Canadian Disruptive Pattern)』の「Arid(tan)」と「Woodland(green)」をリプレイスする新型迷彩『プロトタイプ・ジェイ(Prototype J)』の試験を始める。
Photo from Canadian Army
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これは『兵士作戦被服装備近代化(SOCEM: Soldier Operational Clothing and Equipment Modernization)』計画の一環となり、新迷彩は4色を基本カラーとし、茶色や緑の色調を過度に強調しないような構成になるようだ。多数のパターンがこれまでにテストされているが、兵士の手に渡り野外試験にまで進むのは今回が初めて。ただし、今後おこなわれる現場兵士の生の声を拾い上げたり、海外派兵を想定した調整がおこなわれるなどの可能性を残している。
また新迷彩は、ユニフォーム上下一式、ブッシュキャップ、ヘルメットカバー、ベストといった展開となる他、今回の取り組みの中では女性だけでなく、低身長者にもフィットすることが求められている。
新迷彩を使ったユニフォームの第1陣は今秋、ロイヤル・カナダ連隊第3大隊に支給され一連のテストに供される。当初は600名の兵士がテストおこない、その後1,000名規模に増大するものと見込まれている。
こうした取り組みは、2020年7月まで続けられ、2022年までに最終決定がおこなわれるものと予想されている。そして2027年に完全公開され、新旧の迷彩が入り乱れた移行期間を経て、徐々に新型一本へと切り替えを図る計画となっている。
Source: Uniform, camouflage and equipment modernization process marches on
また新迷彩は、ユニフォーム上下一式、ブッシュキャップ、ヘルメットカバー、ベストといった展開となる他、今回の取り組みの中では女性だけでなく、低身長者にもフィットすることが求められている。
なお特殊部隊については、これまで通り『マルチカム(Multicam)』迷彩の利用を続けるとのこと。
新迷彩を使ったユニフォームの第1陣は今秋、ロイヤル・カナダ連隊第3大隊に支給され一連のテストに供される。当初は600名の兵士がテストおこない、その後1,000名規模に増大するものと見込まれている。
こうした取り組みは、2020年7月まで続けられ、2022年までに最終決定がおこなわれるものと予想されている。そして2027年に完全公開され、新旧の迷彩が入り乱れた移行期間を経て、徐々に新型一本へと切り替えを図る計画となっている。
Source: Uniform, camouflage and equipment modernization process marches on
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