コルト(Colt)社が、民間向け『AR-15』ライフルの生産を一時停止と発表
米銃器メーカーのコルト(Colt)社が、「民間向け『AR-15』ライフルの生産を一時停止する」と発表した。
Photo from Colt official FaceBook.
This photo is for illustrative purposes only.
国内で問題の銃乱射事件に対する風当たりが強いことから、その影響を受けたものとみられる報道が一部でなされた一方で、コルトディフェンス(Colt Defense)トップのデニス・ヴィエイユクス(Dennis Veilleux)CEOは「(今回の一件について)問題の事実は、過去数年に渡ってスポーツ用ライフル市場が大幅に過剰な製造能力を経験したことにある」と述べた。
ヴィエイユクスCEOは受注獲得について「このような大口案件を受注したことによって、当社のライフル製造能力が全て飲み込まれた」と語り、当面はこの公用向け製造の契約履行に注力することこそが、事の真相であるとする論調で語っている。
Source: COLT suspending production of AR-15 rifles for civilians.
なおコルト社の発表に先立ち、国防総省が4,190万ドル(約45億円)もの大規模案件をコルト社との間で締結すると発表。その中でコルト社は対外有償軍事援助(FMS)を通じて、①アフガニスタン、②バーレーン、③ジブチ、④ハンガリー、⑤ミクロネシア連邦、⑥ハンガリー、⑦ヨルダン、⑧クウェート、⑨レバノン、⑩マケドニア、⑪マーシャル諸島、⑫パラオ、⑬セントビンセントおよびグレナディーン諸島、⑭チュニジアといった国々の軍隊に向けてM4/M4A1ライフルの提供をおこなうことが示されている。2024年9月18日に完納予定。米コルト社が対外有償軍事援助(FMA)を通じて、M4/M4A1カービン×約4,190万ドル(約45億円)相当の契約を受注。2024年9月18日に完納予定。https://t.co/kOyEOJubeS
— ミリブロNews (@militaryblogjp) September 24, 2019
ヴィエイユクスCEOは受注獲得について「このような大口案件を受注したことによって、当社のライフル製造能力が全て飲み込まれた」と語り、当面はこの公用向け製造の契約履行に注力することこそが、事の真相であるとする論調で語っている。
Source: COLT suspending production of AR-15 rifles for civilians.
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