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70歳になってからタリバン掃討作戦に参加した歴戦のCIAコントラクターが存在する

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70歳になってからタリバン掃討作戦に参加した歴戦のCIAコントラクターが存在する
任務が特殊なほど、それに関わる人間もユニークになっていく。今年90歳になるビリー・ワウ元陸軍特殊部隊一等軍曹もその一人だ。彼は70代になってからCIAのコントラクターとしてアフガニスタンでの作戦に参加、タリバン政権の転覆に貢献している。
ワウ氏は1929年テキサス州の生まれ。第2次世界大戦には年齢が間に合わなかったものの、1948年に陸軍に入隊して第82空挺部隊に入る。とかく実戦に参加したかったようで、1951年に再入隊し第187空挺連隊戦闘団の一員として朝鮮戦争に参加している。

1954年、グリーンベレーを取得するとMACV-SOGとしてベトナムやラオスに派遣される。5回の派遣中、数々の秘密作戦に参加。北ベトナム兵に頭部を撃たれて生死の境をさまようなど危険な目にもあったが1972年に無事陸軍を除隊する。

その後しばらく地元の郵便局で働いていたが、ベトナムでできたCIAとのつながりから、コントラクターとして本格的にCIAと関わるようになる。

それからの活躍はまさしく軍事小説のようだ。ある時は南太平洋クェゼリン環礁のミサイル基地を旧ソ連の潜水特殊部隊から守り、またある時は旧ソ連に近づいていたカダフィ政権下のリビアにて通称カルロス・ザ・ジャッカルと呼ばれたテロリストを追跡、居場所を特定した。

オサマ=ビンラディンについても「テロとの戦い」のはるか以前から、スーダンにてその動向を観察している。その際には町中で30メートルの距離にまで近づいたことがあるという。これらの経験から9・11後は軍・CIAの混成チームODA 594の一員としてアフガニスタンに赴き、タリバンとの戦闘に参加した。

アフガニスタン当時のワウ氏。

The legendary SGM William "Billy" Waugh rockin' his Trail Master!
Thanks to BladeForums.com member TheWhip for sharing...

Cold Steelさんの投稿 2016年4月15日金曜日

特殊部隊員やスパイには肉体的な強さだけでなく知識や経験、精神的なタフさが必要になる。ワウは自分のWebページで「現在も任務続行中」と書いており、あるいはどこかで人知れず戦いに参加しているのかもしれない。

Source: Hunting The Jackal

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201908
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。


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