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フランス軍の新制式小銃「HK416F」

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先日、フランス軍は制式小銃としてドイツ・ヘッケラー&コック社のHK416を採用した。1979年に採用されたブルパップ式のFAMASとはうってかわってコンベンショナルなデザインに、先進的な設計のメカが詰め込まれている。

関連記事:
フランス軍の次期制式小銃は HK416F-C、HK416F-S。HK269F 擲弾発射器の納入も - ミリブロNews
HK416FはHK416の最新型マイナーチェンジモデル「A5」をベースに改修を加えたもの。型番の「F」はフランス軍向けであることを表すもののようだ。A5はサプレッサーの使用を考慮しガスレギュレーターの設計を変更している他、AR-15用のいわゆるSTANAGマガジンとの互換性を高めたモデル。さらに「F」では標準のフロント・リアサイトの形状とバヨネットラグの位置が変更になっている。

14.5インチ銃身のHK416F-SにHK269Fグレネードランチャーを装着したもの。


11インチのHK416F-C(C……Courte、短い)

HK416を制式小銃として採用したのは2008年のノルウェーに次いでフランスが2国目。現在ドイツは精度低下問題をかかえるG36小銃の代替品としてHK416を「G38」に指定しているが、おそらくは今後大体的な配備が始まるものと見られる。

関連記事:
ドイツ、HK416A5 に「G38」の正式品番を付与 - ミリブロNews

Source: L'H&K 416 dei francesi - Armietiro

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201612
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。


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