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フランス軍の FA-MAS に代わる次期制式採用小銃レースは H&K と FN Herstal が大きくリードか

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フランス軍の FA-MAS に代わる次期制式採用小銃レースは H&K と FN Herstal が大きくリードか
Photo: Armée de l’Air
Image is for illustration purposes only.
フランス軍の現制式採用小銃である FA-MAS のリプレイスに伴う次期小銃選定について、同国内の各メディアは先月、その後の動向を示す記事を掲載した。

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国営ラジオ放送局「ラジオ・フランス・アンテルナショナル (RFI: Radio France Internationale) 」は 6 月 19 日、FAMAS のリプレイスについて「最後の直線に入った」と表現し、「我が軍は提案されている 5 社のアサルトライフルについて、技術評価フェーズをこの夏にも完了するだろう」と報じている。また、「来年、2017 年初旬までに国防省は選定を明らかとし、発注を掛けるだろう」としている。

フランス軍の FA-MAS に代わる次期制式採用小銃レースは H&K と FN Herstal が大きくリードか
Photo: Forces spéciales via Ministère de la Défense
一方、フランスの政治ニュース週刊誌「Le Point」は、前・経済大臣を務めたアルノー・モントブール (Arnaud Montebourg) 氏が 5 月に遊説先のミュルーズで、現職の国防大臣であるジャン=イヴ・ル・ドリアン (Jean-Yves Le Drian) 氏に向け、「我が軍の兵士が使う制式採用小銃は、是非とも "メイド・イン・フランス" でお願いしたい」と注文をつけている。

しかしながら冒頭で紹介した国営ラジオ RFI では、「 (残念ながら) "トリコロール" に色塗られたメーカーは今回のレースの中に存在しない。なぜならフランスはこの領域においてもはや産業チェーンが無い」と紹介している。
また、フランス人軍事ジャーナリストのフィリップ・シャプロー (Philippe Chapleau) 氏は、自身のブログで「ゆっくりだが確実に、フランス軍制式小銃である FAMAS のリプレイスを掲げた「AIF (Arme Individuelle Future) 計画」は進行している」と綴り、下記 5 つの各小銃が国防調達局 (DGA: Direction Générale de l’Armement) の最終選考にノミネートされていることを紹介している。

フランス軍の FA-MAS に代わる次期制式採用小銃レースは H&K と FN Herstal が大きくリードか
HK 416 from the firm Heckler & Koch (Germany)

フランス軍の FA-MAS に代わる次期制式採用小銃レースは H&K と FN Herstal が大きくリードか
FN SCAR Fabrique National Herstal (Belgium)

フランス軍の FA-MAS に代わる次期制式採用小銃レースは H&K と FN Herstal が大きくリードか
ARX 160 Beretta (Italy)

フランス軍の FA-MAS に代わる次期制式採用小銃レースは H&K と FN Herstal が大きくリードか
フランス軍の FA-MAS に代わる次期制式採用小銃レースは H&K と FN Herstal が大きくリードか
SIG 516 or MCX Swiss Arms (Switzerland)

フランス軍の FA-MAS に代わる次期制式採用小銃レースは H&K と FN Herstal が大きくリードか
VHS2 of HS Produkt (Croatia)

そして、フランスで政治経済ニュースを配信している「La Lettre A」は、5 つの候補の中でも「ドイツのヘッケラー&コッホ (Heckler & Koch) 社とベルギーの FN ハースタル (FN Herstal) 社が有力である」と伝えており「 (レースは) 他の 3 社をかなり上回った展開をしている」と伝えている。

欧州最大の小火器リプレイス案件の 1 つとして数えられているフランス軍の次期制式小銃の受注レース。その座を射止めたメーカーには、陸・海・空の 3 軍に跨る兵士らに向け、延べ 101,000 挺の発注が約束される。

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