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レーザー照準、ホロサイト、夜間暗視装置を取り付けて近代化を図るインド陸軍のAK-47

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レーザー照準、ホロサイト、夜間暗視装置を取り付けて近代化を図るインド陸軍のAK-47
This photo is for illustrative purposes only.
インド陸軍が、所有するAK-47小銃を対象としてレーザー照準器やホロサイト、夜間暗視装置など後付けアイテムの追加調達を図り、兵士の殺傷性向上を図る計画にある。地元の英字日刊紙「トリビューン」が報じている。
トリビューン紙によると陸軍は情報提供依頼書(RFI)の中で、「シナリオの変更とテロリストによる戦術の見直しによって、いち早く攻撃を仕掛け、部隊の効率的な運用能力の向上のため、AK47の近代化(拡張性)を図る必要が生じた」とし、以下の武器特殊キット(weapon speciality kits)を列記している。

・タクティカル・フラッシュライト
・ファイバー強化ピストルグリップ
・スイングスイベル・アタッチメント
・ポリマーレイル
・ラバー加工フォアグリップ
・チークレスト
・ポインティング・グリップ
・伸縮式銃床
・サイドマウント

インドの科学技術・産業は目覚ましい発展を遂げ、宇宙船を開発しそれを打ち上げ、遠く6億5000万Km離れた火星に誘導すらできる一方で、それと比較しても遥かに構造の簡単であろう国産小銃の開発・生産ができずにいる。

国産小銃として制式化されている「INSAS」は極めて信頼性が低く、兵士や警官の間では任務を通じて鹵獲・没収したカラシニコフ小銃を、現場の指揮官による暗黙の了承の下で使用しているほど。実際、中央予備警察部隊(CRPF: Central Reserve Police Force)は、「カラシニコフ小銃のエラー率が0.02%であるのに対して、INSASは3%である」と示し、INSASの完全排除を決定するに至っている。

インドは今年2月に、「SIG-716」小銃×72,400挺の調達契約に調印した他、ロシア・カラシニコフ社との間では「AK-203」×75万挺超の合弁事業の政府間合意が報じられている。
関連記事:
インド陸軍が米国製小銃を取得予定。シタラマン国防大臣がSIG Sauer製品×73,000挺の調達を承認
インド国営造兵工廠(OFB)がロシア・カラシニコフ社との間で『AK-203』×75万挺の合弁事業を始動

Source: Army to modify AK-47 to counter new terror tactics, Kalashnikov craze: Why Indian soldiers prefer the AK-47

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