サウジアラビアがカラシニコフ製アサルトライフルの製造に関する「初期ライセンス契約」を締結
新たな契約締結の下、サウジアラビアがロシアのアイコン的存在であるカラシニコフのライフルを製造することになることが分かった。
Photo from Concern Kalashnikov
ロシア国営兵器輸出企業である「ロスオボロンエクスポルト(Rosoboronexport)」社は5日、「サウジアラビア軍事産業(SAMI: Saudi Arabian Military Industries)」との間で、カラシニコフ(Kalashnikov Concern)製アサルトライフルの製造に関する「初期ライセンス契約」を交わしたことを明かした。契約には「AK-103」アサルトライフルと弾薬を多種多様な目的のために製造することが記されている。
AK-103は、NATO加盟諸国の軍隊で広く使用されている 5.56×45mm弾や旧ソ連製5.45×39mm弾を上回る貫通力を持つ、7.62×39mm弾を使用するフルサイズのアサルトライフルであり、ロシアの法執行機関特殊部隊などで使用されている。また、ロシア国外では、リビア、パキスタン、ベネズエラ、インドに供給され、エチオピア、ベトナム、ベネズエラではライセンス生産がおこなわれている。
一連の報道によると、今回の契約締結は、兵器の生産体制を強化し、その過程の中で1,700もの雇用を創出したい考えのカラシニコフ社が、民間部門の投資を誘致しようとしていたことから始まっているとのこと。
一連の報道によると、今回の契約締結は、兵器の生産体制を強化し、その過程の中で1,700もの雇用を創出したい考えのカラシニコフ社が、民間部門の投資を誘致しようとしていたことから始まっているとのこと。
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