米海兵隊が歩兵向けに軽量な『統合ヘルメットシステム(IHS)』取得に向けた情報提供を呼び掛け
米海兵隊が、歩兵向けの軽量な統合頭部防護プラットフォーム『IHS(Integrated Helmet System)』の取得に向けた情報提供を呼び掛けている。
Photo by Lance Cpl. Justin Toledo
This photo is for illustrative purposes only.
IHS取得の背景には、長期間の展開時にヘルメットへの取り付けで増え続けている電子機器とその電源および接続用ケーブルに対して、嵩張りを最小限に抑え最適化された構成を模索していることが挙げられている。
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水平に放たれた毎秒1,400フィート(約427メートル/秒)の9mm FMJ RN弾に対する防弾性能の他、具体的に求められているその他装備との互換性は以下の通り。
また重量についてはサイズ別で以下の要件となっている。
応札事業者に対しては、契約成立から180日後と予想される初品試験(FAT: First Article Test)で、最低でも年産24,000セットの製造能力が求められている。
海兵隊システム司令部は、10ページを最大とした書類を添えて、7月5日正午までを回答期限と定めている。
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Source: Integrated Helmet System RFI
・コミュニケーション/聴覚保護
・外付けバッテリー部品を含むナイトビジョン装置
・電源ケーブル管理または電力転送
・アイプロテクション(視覚保護)
・CBRN(化学・生物・放射性物質・核兵器)用マスクとカバー
・海兵隊の標準被服
・酸素供給マスク
・補助装置を取り付けるためのレールシステム
・ボディアーマー
また重量についてはサイズ別で以下の要件となっている。
Sサイズ:2.91ポンド(約1.32キログラム)
Mサイズ:3.03ポンド
Lサイズ:3.28ポンド
XLサイズ:3.84ポンド
応札事業者に対しては、契約成立から180日後と予想される初品試験(FAT: First Article Test)で、最低でも年産24,000セットの製造能力が求められている。
海兵隊システム司令部は、10ページを最大とした書類を添えて、7月5日正午までを回答期限と定めている。
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