米海軍海上戦闘センター・クレーン局が『精密可変倍率スコープ(P-VPS)』最大3,000セットの取得を計画
米海軍海上戦闘センター・クレーン局(NSWC-Crane)が、『精密可変倍率スコープ(P-VPS: Precision Variable Power Scope)』の取得を計画している。
Photo by Spc. Jacob Krone
This photo is for illustrative purposes only.
連邦事業機会(FBO)によるとP-VPSは、固定価格(FFP)で5年間の数量未確定契約(IDIQ)となり、「スタンダード」と「ロングレンジ」の2種を単独または両方を最低でも20セット、最大では3,000セットの要求数量が示されている。
なお応答事業者については、2019年3月15日の期限が設定されている。
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P-VPSについては昨春に、軍特殊作戦司令部(SOCOM: Special Operations Command)が「精密照準レーザー(PAL: Precision Aiming Laser)」と共にその取得計画に関する情報依頼書(RFI)が発出されている。
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当時の情報を振り返ってみると、P-VPS/PALは無線データ転送機能や内蔵スコープディスプレイ、リアルタイム弾道計算表示に特徴を持つ、可視光・赤外線ポインター/イルミネーターとレーザー測距器を備えた可変式ライフルスコープであることが分かる。
重量は4ポンド(=約1.8キログラム)以下とし、ピカティニー規格レイルでの取り付けを可能として実射2,000発の耐久性能を持つことが求められている。また、非反射カラーで、66フィート(=約20メートル)の浸水に2時間耐える防水性を持ち、ズームに合せてレティクルの大きさが変わる「ファーストフォーカル(FFP: First Focal Plane)」方式として「3~25倍率」であることが示されている。
Source: PRECISION-VARIABLE POWER SCOPE
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Source: PRECISION-VARIABLE POWER SCOPE
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