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フィリピン国防省が軍用.45口径ピストル×50,000挺の製造を国産『アームスコア』社に発注

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フィリピン国防省が軍用.45口径ピストル×50,000挺の製造を国産『アームスコア』社に発注
Photo from Armscor International, Inc
This photo is for illustrative purposes only.
フィリピン国防省(DND: Department of National Defense)は11月22日、軍(AFP: Armed Forces of the Philippines)で使用する.45口径ピストル×50,000挺の製造契約を国内メーカーの『アームスコア・グローバル・ディフェンス社(ARMSCOR Global Defense Incorporated)』との間で結んだことを発表した。
アームスコア社の始まりは、『スカイヤーズ・ビンガム社(Squires, Bingham & Co.)』の本社がフィリピンに創設された1905年に遡る。銃器や弾薬、衣料といった貿易業務に取り組んだ後、1930年に買収され「スポーツメンズ・ヘッドクォータース(Sportsmen’s Headquarters)」へと社名を変更、再出発を図っている。

その後、第二次大戦の勃発を機に、1941年に起業家のドン・ツアソン(Don Celso Tuason)氏が買収。1952年には「スカイヤーズ・ビンガム・マニュファクチャリング社(Squires Bingham Manufacturing Inc.)」へと社名を変更し、フィリピン初の公用火器の製造ライセンスを取得。全国に製造拠点を展開し、戦後フィリピンの再建に貢献している。

フィリピン国防省が軍用.45口径ピストル×50,000挺の製造を国産『アームスコア』社に発注
Photo from Armscor International, Inc
そして1960年代になって長男のデメトリオ(Demetrio “Bolo” Tuason)氏が事業に強い関心を抱きビジネスに本格参入。更に2人の息子も事業に参入を果たしている。
1980年にスカイヤーズ・ビンガム・マニュファクチャリング社は再編され、社名も「アームズ・コーポレーション・オブ・ザ・フィリピン(Arms Corporation of the Philippines.)」へと変更。85年に「アームスコア・プレシジョン・インターナショナル」が北米に進出を果たし、ネバダ州パランプに拠点を置いた。その後しばらくして『M1911』の製造・開発事業者として知られる『ロックアイランドアーモリー(RIA: Rock Island Armory)』ブランドの買収を手掛けている。
その後同社は、一族経営の進んだ三代目(現在の)CEOのマーチン(Martin Tuason)氏になって最盛期を迎え、6大陸・50ヶ国に輸出するまでに成長している。

今回の受注獲得に当たってマーチン・ツアソンCEOは「国防省と当社の協力関係は、国防省の掲げる「防衛自立の復興」を証明する取り組みだ」「当社は国防に供する武器の製造という立ち位置で国民に貢献し、我が軍の支援を果たす」と述べている。

Source: DND, ARMSCOR to manufacture 50K .45-caliber pistols, History of ARMSCOR

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