SHOT Show 2018現地レポート~05:注目のハンドガン編

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一般的にGUNといえば「長物(ロングガン)」とハンドガン(ピストル)」に大きく分けられます。
以前に長物については紹介したので今回はハンドガンについて、新製品を中心にまとめてみました。

EXCEL ARMS 44AUTOMAG
かつて存在した44オートマグが復活します。もちろん現代の技術や素材で再現されており動作はバッチリとのこと。
口径は当時と同じ44AMP、357AMPに加えて新たに45WinMagの3種類。
仕上げはオリジナルのステンレスフィニッシュに加えてつや消しブラックのセラコート仕上げも追加。
写真のようにレイル付きもラインナップされる予定。
今回のSHOTShowで最も話題となったハンドガンがこのオートマグです。
SIG SAUER P365
SIGが新たに発表したコンパクトオート。380ショートではなく9x19mmです。バレルは2.7インチでストライカー方式、ポリマーフレーム+ステンレススライドという仕様。装弾数は10発あるいは12発。
ホールドオープンするとずいぶんバレルが上がります。
とにかく携帯性がよく、EDC(Every Day Carry)を推奨するコンパクトキャリーでした。

SIG SAUER M17
米軍の次期制式拳銃に決まったP320がそれっぽい名前で改めて展示。
名前は違いますが各部の仕様はP320と同じです。
OFFICIAL PISTOL〜の文字が誇らしく見えますね。

FNH FN509
同社のFNS Compactをベースとした9mmオート。米軍の制式拳銃トライアル用に開発されたものの市販バージョンです。ダブルアクションオンリーのストライカー方式で装弾数は17+1発。
非常に握りやすく、手に吸い付くようなグリップでした。

BERETTA APX
9mm口径+ストライカー方式+ポリマーフレームという流行りのスタイルのベレッタ製オート。米軍の次期ハンドガントライアルの余波ともいえる1丁ですが、手にとって見るとさすがにしっかりしています。
ただ、このAPXに限らずどの銃も趣味性はほとんど感じられないのは仕方ない点なのでしょうか。

S&W M&P SHIELD M2.0
昨年2.0へと進化したM&Pですが今回SHIELDやCOMPACTといったモデルもすべて2.0化が完了。
これで完全に新世代M&Pシリーズへの移行が完了したことになります。

CZ CZ75 SP-01TACTICAL Urban Grey
サイレンサー対応のスレッドバレルとハイサイトが組み込まれたCZ75のタクティカルモデル。各部が改良された現行モデルでも握りやすいグリップと引きにくいスライドははCZ75ならではの特徴です。フレームは新色のUrban Grey。

FULL CONCEAL M30 FOLDING SEMI-AUTO PISTOL
見ての通りグロックをベースにしたフォールディングハンドガン。携帯電話サイズの収納状態から約1秒で射撃可能な状態に展開できるそうです。

S&W Performance Center MODEL686
大幅な軽量化が施されたパフォーマンスセンター製のカスタムリボルバー。ベースはM686で口径は357マグナムの6連発。大型化されたサムピースの操作性が非常に良かったです。価格は意外に安く966ドル。

Taurus RAGING HUNTER 2Tone
44マグナムの巨大リボルバー。肉厚なフレームやブルバレルなどとにかく他を圧倒する存在感があります。各部の仕上げもよく高級感さえ漂う作りなのがポイント。実用性よりもロマンを重視したラテンのリズムが感じられるリボルバーです。重さは55オンス(1.56kg)。

COLT CUSTOM COMPETION PISTOL
本家コルトが手がける高級カスタム1911。シリーズ70をベースに一丁ずつ手加工で組み立て・調整されるそうです。NOVAKファイバーサイトやVZ製グリップを装着。IndustryDayで試射しましたが全くガタのない精密な動作が印象的。めちゃくちゃ当たりました。価格は2499ドル。

Remington 1911 R1 HUNTER CERAKOTE FDE
レミントンのニューモデルで6インチバレルのロングスライド1911。口径はハイパワーな10mm。フルアジャスタブルリアサイトやファイバーフロントサイト、VZ製G10グリップなどの装備も充実しています。価格は1340ドル。

Kimber STAINLESS TARGET
こちらはキンバーの6インチ1911。オールステンレスでレイルなしのフレームとローズウッドグリップが特徴。マッチグレードトリガーやアキュラシーバレルなど高精度なパーツが組み込まれています。価格は1055ドル。

Kimber KHX CUSTOM
ヘキサモールドが印象的な最新のタクティカル1911。Hogue製のG10グリップにはレーザーサイトが組み込まれるだけでなく、スプリングガイドやマグウェルまで同一素材による一体式。表面はグレイフィニッシュ。価格は1259ドル。

Kimber AEGIS ELITE PRO
AEXセレーションが目を引くファストバックフレームの1911。グリップ後端がカットされたファストバックフレームは携帯性に優れています。写真はvortex製Venom(6MOA)とハイサイトが組み合わされた「OI」というモデルで価格は1415ドル。

Nighthawk Custom AGENT2
カスタム1911の最高峰、ナイトホークカスタムの新製品。ダークグレー一色の精悍なルックスですが、最大の特徴は極薄のグリップ。握ると一回り以上細く感じます。各部の軽量化と合わせて携帯時の負担が大きく減らせるとのこと。口径は9mmで価格は4495ドル。

STI Costa Carry Comp
ハイキャパシティ45オートとして知られるSTI。中でもクリス・コスタが手がけたCostaシリーズにコンプモデルが追加されました。
4.15インチバレルにコンペンセイターを組み込みトータルレングスは5.10インチ、トリガーは3.5ポンドマッチトリガー、固定式ファイバーサイト、ツリーバックスティップルのタンカラーフレームなどが特徴。口径は9mmまたは45ACPで価格は3699ドル。

TROY PATROL PISTOL
TROY製のピストルARに新製品が追加。10.5インチバレルで5.56mmという仕様は一見するとSBR(ショートバレルライフル)ですが、ポイントはこのストック(のような)部分。
ここが展開して腕を乗せられます。そう、これはストックに見えるかもしれませんが決してストックではなくあくまでスタビライザーなのです。
このスタビライザーを採用したピストルARは他にも数種類ありました。

Inland M30-I.M.P.
現代の技術でリプロダクトされたM1カービンのピストルモデル。口径はオリジナル通りの30カービンです。アルミ製のSAGEフレームに組み込まれるのは7.5インチバレルでボックスマガジンの装弾数は10発。アメリカではWW2当時の銃は人気がありますが、M1カービンもやはり根強い人気があるそうです。

以上、ハンドガンで気になったものをセレクトしてみました。
しばらく前の「ナニがナンでも1911」という流れは一段落しましたが、それでも各社新型の1911を競ってリリース。やはり1911の人気は根強いですね。
また米軍の制式拳銃トライアル用に開発されて不採用となった各社がその市販バージョンをこぞって発売されたのも2018年の大きな話題といえるでしょう。

Text & Photo: 乾宗一郎

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