チェコの警察系特殊部隊「URNA」をラリー・ヴィッカーズが紹介
旧東側諸国の特殊部隊については、冷戦中は秘密のベールの向こう側にあったものがソ連崩壊と同時に西側にも情報が出るようになってきた。そんな部隊の一つ、チェコのURNAを元デルタフォースのラリー・ヴィッカーズが紹介している。
動画中では勤続28年というベテランの隊員に様々な質問を投げかけている。それによるとURNAは国家警察の特殊部隊として1981年に誕生、ヨーロッパで相次ぐテロ事件に対応していた。90年、冷戦体制の崩壊とともに再編され、西側の特殊部隊のスタイルを多く取り入れるようになったという。
任務としては人質が発生した対テロ事件だけでなく、警護や諜報といったものにも参加。警察の一部ではありつつ軍や情報機関とも連携しており、ぼやかしてはいるものの国外でも行動をしているようだ。
選抜は年に1度。警察か陸軍に3年以上務めた志願者から行われる。内容は体力や心理テストに加え、睡眠時間や食事を極限まで削る耐久テストもある。合格率は30人に1名ほどという。
その昔はワルシャワ条約機構軍の一部としてソ連製、ないしはチェコ製の火器を使用していたが、現在はドイツ製を中心としたモダンなもの。ハンドガンにグロック17、短機関銃はMP5から近年はMP7を使用している。カービンは5.56mmNATO弾を使用するG36を経てHK416、狙撃用にはHK417とアキュラシー・インターナショナル社製のライフルを使用しているとのことだ。
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201902
任務としては人質が発生した対テロ事件だけでなく、警護や諜報といったものにも参加。警察の一部ではありつつ軍や情報機関とも連携しており、ぼやかしてはいるものの国外でも行動をしているようだ。
選抜は年に1度。警察か陸軍に3年以上務めた志願者から行われる。内容は体力や心理テストに加え、睡眠時間や食事を極限まで削る耐久テストもある。合格率は30人に1名ほどという。
その昔はワルシャワ条約機構軍の一部としてソ連製、ないしはチェコ製の火器を使用していたが、現在はドイツ製を中心としたモダンなもの。ハンドガンにグロック17、短機関銃はMP5から近年はMP7を使用している。カービンは5.56mmNATO弾を使用するG36を経てHK416、狙撃用にはHK417とアキュラシー・インターナショナル社製のライフルを使用しているとのことだ。
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201902
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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