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アメリカ陸軍が7.62mm口径の分隊選抜射手小銃(SDM Rifle)購入を計画中

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アメリカ陸軍が7.62mm口径の分隊選抜射手小銃(SDM Rifle)購入を計画中
Photo by Petty Officer 1st Class Martine Cuaron
This photo is for illustration purposes only.
長い射程と高い精度を用いて、前進する歩兵の援護をおこなう分隊選抜射手小銃(SDM Rifle)について、アメリカ陸軍が新たに購入を計画している。

分隊選抜射手小銃は屋内でも取り回せるコンパクトさがメリットである。高い命中精度で敵の機関銃手や通信兵などの高価値目標を遠距離から攻撃しつつ、時には歩兵と共にCQBも行うことが想定される。また歩兵用小銃と見た目が類似していることも重要である。軽機関銃や狙撃銃は遠目に目立ち、ターゲットになってしまいがちだからである。
アメリカ陸軍が7.62mm口径の分隊選抜射手小銃(SDM Rifle)購入を計画中
DoD photo by Spc. Eric Cabral, U.S. Army. (Released)
現在戦闘地域ではM14 EBRなどが部隊に配備されるが、これは重たく故障も多い。また帰国する時に返納しなければならず、訓練を継続することができないという批判の声がある。

新たに採用が検討されている小銃は重量11ポンド(約5kg)以内、M80A1弾薬を使用するものとなる。オプティクスは狙撃手向けのミルドットスコープではなく、intuitive(直感的)なレティクル(T字型などの速射に適したもの)で1~6倍の可変ズームで、近距離ではドットサイトとして使えるようなものになる。

現在、7.62mmの小銃はM14 EBRの他にもSCARやM110 SASSなどがある。H&K社のG28E(M110A1 CSASS)は、採用されたものの2017年の会計年度では購入予算がつけられていない状態であるが、新小銃はこのCSASSをベースに改良が加えられたものとなるという噂もある。

また、以前お伝えした通り、全歩兵に7.62mm口径の小銃を配備する「過渡的小銃」も以前議論が続いている状態である。こちらは6.5mm口径採用までの「つなぎ」とされているが、新分隊選抜射手小銃の採用にも大きく影響を与えるだろう。

関連記事:
アメリカ陸軍が「過渡的対応」として7.62mmNATO弾の自動小銃を採用か

これら混沌とした報道を見るに、陸軍はあらゆる選択肢を検討しているように見える。いずれにしても大口径・長射程化の流れはもはや既定路線のようだ。

Source: US Army to Search for New 7.62mm Rifle | Military.com
US Army 7.62 Rifle Update - Soldier Systems Daily

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201705
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。


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