米海兵隊が新型「熱帯ブーツ」2種類・計14万足を契約。一方で2020年夏には新型「極寒ブーツ」も
米海兵隊システム司令部(MARCORSYSCOM)が、新型の『熱帯ブーツ(tropical boots)』×2種類、計最大14万足の契約を交わした。
U.S. Marine Corps photo by Cpl. Molly Hampton
This photo is for illustrative purposes only.
海兵隊タイムズの取材に対して広報官を務めるケン・クンツェ(Ken Kunze)少佐は、「①ADS(Atlantic Diving Supply)社を契約先とする「ロッキー(Rocky)」ブランド製品×最大7万足・1,110万ドル(約12億円)と、②プロベンゴ社(Provengo LLC)を契約先とする「ダナー(Danner)」製品×7万足・1,370万ドル(約14.8億円)になる」とし、その内訳を明かしている。
クンツェ少佐はまた、「新型トロピカルブーツの第一陣の発注が9月に行われており、60~90日でブーツが届けられるはずだ」とも述べている。
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一方で海兵隊向けのブーツをめぐっては、熱帯とは対極的な「極寒地用」の新型ブーツについても情報が更新されている。連邦事業機会(FBO)の変更情報によると海兵隊は、①ベルビル(Belleville )社の極寒用ブーツ(Intense Cold Weather)、②ダナー製フォートルイス(Fort Lewis)、③ダナー製アケイディア(Acadia)、④サロモン(Salomon)製クエスト(Quest)GTXブーツと、4種類の製品に関心を示しているとのこと。発注計画数量は最大5万足となる。
Photo by Sgt. Isaac Ibarra
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クンツェ少佐は「厳正なるテストを重ね、2020年夏に最初の一足が届く」と述べている。
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Source: New tropical boots coming by the end of 2019, New Marine Corps intense cold weather boots coming summer 2020
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