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第6世代戦闘機に関する6つの予測

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※本記事の引用元は2021/05/04に投稿されたものであるため最新情報ではありませんが、興味深い記事であると判断し、掲載致します。

第6世代戦闘機に関する6つの予測
An artist’s concept of a sixth-generation fighter (For Illustration Purpose Only)


 米空軍は2030年までに第6世代戦闘機の展開を計画している。

 当機のプロトタイプは公の場に姿を見せていないが、秘密裏に飛行している(参考記事)。

 公表された情報は少ないが、レイセオン社(米)の専門家は第6世代戦闘機について下記の大まかな予測を立てている。

1. 未来の戦闘機は単一のシステムで全てをカバーする
 現代の戦闘機に備わっている各種システムを一つの多機能はーの多機能ハードウェアが全て担う。このハードウェアはナノ秒単位で機能を瞬間的に切り替え、レーダー・電子戦装置・無線通信機等の役割を果たす。

2. 戦闘機 = 空飛ぶデータセンター
 第6世代戦闘機に搭載されるコンピュータの処理能力は驚異的であり、リアルタイムでデータを情報に変換できる。これは迅速な意思決定につながるため、作戦に大きな影響力がある。

3. ウイングマンはAIが務める
 戦闘機パイロットは自動化された航空機とともに飛行することになる。これはMUM-T(有人-無人のチーム"Manned-UnManned Teaming")として知られ、有人戦闘機を無人機のウイングマンが支援する。

4. 全自動で着陸する
 最新鋭のハードウェアおよびソフトウェアは戦闘機が空母に全自動で着陸することを可能にする。
 
 このテクノロジーは米海軍および米海兵隊で既に実用化まで進歩しており、JPALS(Joint Precision Approach and Landing System)として知られている(参考記事)。
 
 このシステムは米海兵隊のF-35Bや米空軍のF-35Aで運用実績がある。今後は航空機を着陸地点まで正確かつ安全に誘導するだけでなく、全天候・あらゆる地形に対応できるよう開発が進む見込みである。

5. 電子系統のコストがより明確になる
 電子系統は少しの欠陥や設計変更があるだけでコストやスケジュールに影響を及ぼすため、軍用機のコストや性能を予測するための重要な要素である。レイセオン社では製造過程全体における互換性に着目し、方針転換にかかる時間の削減や自動化におけるエラーを減らすことができるよう取り組んでいる。

6. センサーが即座に換装可能
 従来の航空機は有効距離が異なるセンサーや新しいハードウェアの換装に1日程の時間を要する。次世代のセンサーは電子光学・赤外線等の各種センサーを駐機整備地区で即座に換装可能である。

 多様な電子機器を搭載する軍用航空機は、AI・無人機・高速情報処理技術などの影響を受けやすい。今後も当分野はテクノロジーの発展とともに急速に進歩していくだろう。


Source: Six predictions for the 6th-gen fighter - Raytheon Intelligence & Space

Matsu (@mattsannENG) 田村装備開発のミリブロ担当。
公式ホームページ
サバゲーフィールドT-MOUT
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